「生物学カード CELL ジェネリック」は対戦型のカードゲームです。1パックに2つの構築済みデッキが入っているため、1つ買えば2人で遊ぶことができます。「免疫学VS微生物学」「遺伝子工学VS生物学」の2種類が発売されています。
生物学カードゲーム CELLについて
もともとは「生物学擬人化カードゲーム CELL」として発売されましたが、その後、ルールを一部変更して「CELL アウトブレイク」が発売されました。
こちらには構築済みデッキが4つ入っており、アマゾンなどで購入することができます。
「CELL アウトブレイク」では50枚デッキでしたが、「CELL ジェネリック」では20枚デッキとなり、ルールにも変更が加えられています。
生物学カードゲーム CELL ジェネリックについて
プレイヤーは20枚デッキに加えて1枚のサブユニットを使用します。サブユニットは常に場に出ているカードで、さまざまな特殊能力があります。
準備
デッキをシャッフルして初期手札を5枚引きます。内容がよくなかった場合はすべてを山札に戻し、もう1度だけ引き直すことができます。
初期手札が確定したらサブユニットの束をシャッフルして1枚引き、表向きにセットします。
ターンの流れ
自分の手番では下記の順番でフェイズを行っていきます。
- ドローフェイズ
- メインフェイズ
- 戦闘フェイズ
- メインフェイズ
- ターンエンド
ドローフェイズ
山札からカードを1枚引いて手札に加えます。
その後、3カロリーを貯めます。
メインフェイズ
コストとしてカロリーを支払い、手札からカードをプレイします。
カードの種類
セル | 場に出して戦闘フェイズで使用する。 APとHPが設定されている。 |
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テクノロジー | 場に出して自分の場全体に効果を及ぼす。 |
オルガネラ | セルに重ねて場に出す。 自分のセルを強化したり、相手のセルを弱体化させたりする。 |
アーティクル | 使い切りの即時効果。 |
サブユニット | 開始時にセットする。ゲーム中に1度だけ効果を発動する【発現】と常に効果を及ぼす【恒常性】のものがある。 |
戦闘フェイズ
どのセルを戦闘に参加させるかを決めます。
相手はどのセルで迎撃するかを決めます。
メインフェイズ
1回目のメインフェイズと同様にカロリーを支払ってカードをプレイすることができます。
ターンエンド
「ターンエンド」と伝えて相手のターンに変わります。
ゲームの終了
以下の条件を満たすとゲームに勝利します。
- 相手のライフを0にする
- 相手が降伏する
- 相手がドローの際に山札が尽きていてカードが引けない。
手軽に遊べる対戦型カードゲーム
1パック買えば2人で遊べるため、かなり手軽に始めることができます。さらにパックを買えば自分でデッキを組むこともできますし、最大4人での同時対戦も遊べます。
タイトルに「生物学」とあるようにゲームに登場するカードはすべて現実に存在するものがモチーフになっています。
「野生型マウス」「セントラルドグマ」「アメーバ」「iPS細胞」といった聞いたことがある名前が登場し、フレーバーテキストとして用語解説もついています。
セルをプレイして戦闘を行い、相手のライフを0にすれば勝ちというオーソドックスなスタイルなので、TCGの経験があればすぐにルールは理解可能です。
ダイソーで買えるジェネリックは手番ごとに3カロリーずつ貯まっていきますが、もともとはコストとして手札を捨てるというルールです。そのため、ドロー枚数が3枚となっており、デッキの回転も早いです。
高コストで強力なセルを出したり、アーティクルでセルを破壊したり、オルガネラでセルを強化・弱体化したりと、一般的なTCGに含まれている要素はほぼ入っています。
ライブラリーアウト(山札切れ)での負けもあるため、1プレイもそれほど時間がかかりません。
1人用ルールも入っているため、かなりコスパがいいです。これがダイソーで買えるのは驚きですね。カードを使ってカロリーやライフを管理できるのも便利です。