チャータ(チャーティー)は、古代の地図を構築する2人用ゲームです。コンポーネントは正方形のタイルが9枚あるのみです。手番ではタイルを配置するか、1枚を時計回りに90度回転させます。作者は、さまざまなゲームを手がけているライナー・クニツィアです。
チャータ(Chartae)について
1人のプレイヤーが陸、もう1人が海を担当します。
まず風配図が書かれたタイルを1枚置きます。他のタイルはシャッフルして、表向きの山札にします。
手番では以下のどちらかを行います。
アクション
配置
山札から1枚タイルを取り、好きな向きで、すでにあるタイルに隣接するように配置します。タイルは3×3になるため、それを越えるような置き方はできません。
回転
配置してあるタイル1枚を時計回りに90度回転させます。
ただし、1人が回転を選んだ場合、次のプレイヤーは必ず配置をしなければなりません。
ゲームの終了
3×3の地図が完成するとゲーム終了です。
自分が担当している地形が何枚つながっているかを数え、その枚数が多い方の勝ちです。同数の場合は、最後にタイルを置いたプレイヤーの負けです。
シンプルなタイル配置ゲーム
コンポーネントもルールも少ないシンプルなタイル配置ゲームです。手番ではタイルを置くか、1枚を回転させるだけなので、とても分かりやすいです。
いかに自分が担当している地形がつながるかを考えて置くのですが、極端に偏るようなタイルはないため、接戦になります。そのため、上手く回転を利用しつつ、少しでも自分が有利になるようにプレイする必要があります。
1プレイ10分足らずで終わる上、箱自体も小さいので、カバンにしのばせておいてちょっとした合間に遊ぶのにもちょうどいいです。
2人用のタイル配置ということで、パラディシオが思い浮かびますが、あちらよりもシンプルですね。