クトゥルフキッチンはTRPGなどでおなじみのクトゥルフ神話に出てくる生き物を調理する2~5人用のゲームです。ダイスの合計値を一定以上にして料理を集めていくのですが、狂気カードによる指示で、さまざまな動きをしなければなりません。
クトゥルフキッチン~冒涜的な宴~について
料理カードはオードブル、スープ、メイン、デザートの4種類があります。
それぞれ2つに分けて8つの山札を作り、1番上のカードだけが見えるようにします。
料理は和食、洋食、中華の3カテゴリーに分かれており、左上に達成すべきダイス目の合計値が、右下には完成させたときに引かなければならない冒涜カードの枚数が書かれています。
他に冒涜カードと呪文カードの山札があります。
各プレイヤーは個人ボードを受け取ります。個人ボードにはオードブル、スープ、メイン、デザートとダイスを置くスペースが描かれています。
手番では、下ごしらえと調理のどちらかを行います。
下ごしらえ
ダイス置き場から異なる色の2つのダイスを獲得する。
調理
ダイス置き場からダイスを1つ獲得する。その後、挑戦する料理カードを1枚指定し、手持ちから好きな個数のダイスを選んで振る。挑戦する料理と同じカテゴリーのダイスを選ぶと、要求値が1下がる。
振ったダイスの合計値がカードの要求値以上ならば成功で、個人ボードにカードを置く。使ったダイスはダイス置き場に戻す。失敗した場合は個人ボードにダイスを戻す。
料理が完成した場合、冒涜カードを引きます。冒涜カードの中には狂気カードがあります。狂気カードはダイスが獲得できるのですが、さまざまな指示が書かれています。(ドアを開けたり閉めたりする、シューシュー言うなど)
さらに狂気カードが4枚たまると呪文カードを引きます。
呪文カードにも指示が書かれており、それに従わなければなりません。
これを6ラウンド行ったら得点計算です。
各料理に冒涜カードにあるボーナス得点カードをつけて、料理ごとに順位を決め、それに応じた得点が入ります。
同じカテゴリーの料理がそろっているとセットコレクションボーナスも入ります。
軽めのパーティーゲーム

クトゥルフの世界観が好きな人向けのパーティゲームです。
狂気カードによって強制される変な動きをしながら、ダイスの目に一喜一憂します。
カードの引き、ダイスなど運の要素が強く、戦略性はほとんどありません。
気の合う仲間同士ならまだしも、知らない人同士で変な行動をしあうのはかなり抵抗がありそうですね。
あくまでそういったノリが楽しめる人同士で遊ぶゲームです。