コードネームは2つのチームに分かれて遊ぶゲームです。発想力、連想力が要求されるゲームで、ルール自体は難しくありませんが、適切なヒントを出すのは難しいです。最近日本語版が発売されたばかりです。
コードネームについて
コードネームは2~8人で遊ぶことができます。チーム戦なので、できれば4人以上の偶数人で遊ぶのがおすすめです。
赤と青、2つのチームに分かれたならば、それぞれのチームから1人スパイマスターを選びます。
コードネームカードをランダムに選び、5×5マスで25枚並べます。その25枚はスパイのコードネームを示しており、どちらの陣営のスパイなのかはスパイマスターだけが知っています。25枚のカードは赤のエージェント、青のエージェント、ダブルエージェント、一般人、暗殺者のいずれかになっています。
スパイマスターは自陣のエージェントを確認し、それらに共通するような言葉をヒントとして出します。
たとえば、エージェントの名前が「太陽」「星」だとしたら「空、2枚」のようにヒントを出します。もちろんエージェントの名前が直接含まれるようなヒントはダメです。
そのヒントを受けて、同じチームのプレイヤーは自陣のエージェントだと思われるカードを選びます。もし相手のチームのエージェントを選んでしまったならば、相手のポイントになり、手番も交代します。一般人を選んでしまった場合は手番を交代するだけです。暗殺者を選んでしまったならば、その時点でゲームに敗北します。
これをお互いに繰り返していき、自陣のエージェントをすべて当てた方のチームの勝利です。
発想力が重要なゲーム
今回は4人で遊んでみました。
いかに上手いヒントを出すかがこのゲームのキモです。あまりにも漠然としたヒントを出してしまうと自陣のエージェント以外も含まれてしまうため、そちらを選ばれてしまいます。かといって、1枚だけを示すようなヒントだとなかなかリードできません。
もし、そのヒントで外してしまっても、後の手番で利用することができるため、記憶力も重要です。(選ぶことができる最大枚数はヒントで言われた枚数プラス1枚です)「さっき外したけど、もしかしてこっちだったのかな」と以降の手番で選ぶことができるので、前に出されたヒントも覚えておく必要があります。
「これはイケる!」と思ったヒントでも、上手く相手に伝わらなかったり、「ちょっと難しいか」と思ったヒントで当ててもらえたりと、予想外の展開が起こります。これが盛り上がるポイントですね。
ネット上での評判もいいので、これからパーティゲームの定番として遊ばれることになりそうです。