キーシリーズの新作であるキーフロウを早速遊んでみました。ドラフトで遊ぶキーフラワーといった感じで、非常に遊びやすい仕上がりになっています。それから新作トリックテイキングのドゥッベを遊びました。
キーフロウ
イラストや登場する資源、タイルなどがほとんどキーフラワーと同じなので、遊んだことがある人ならばすぐにどんなゲームなのか分かりそうです。
キーフラワーは競りとアクションを同時に行い、その両方にキープルの色縛りがありました。そのキツさが魅力でもあり、人を選ぶ要素でもありました。
キーフロウでは、ジャンルがガラリと変わり、ドラフトになっています。
手札から1枚を選び、それをプレイ。
再び隣から回ってきたカードを1枚選んでプレイを繰り返します。
カードは自分の村に並べていくものとアクションを実行するものがあります。この辺の同時進行していくあたりはキーフラワーに似ていますね。
当然、最初はほとんどアクションがないので、序盤は村にカードを増やしていき、後半はアクションを実行していくという流れになります。また、カードによっては両隣のプレイヤーの村も使うことができるため、他のプレイヤーがどんなカードを置いているかもよく見ておく必要があります。
競りとドラフトでメカニズムは異なるのですが、やることはほとんど同じで、資源を生産して運搬したり、改良したりして得点を増やしていきます。
キーフラワーであったキツさがだいぶ和らいでおり、とても遊びやすい仕上がりになっています。ただし、あのキツさが好きだった人には物足りないかもしれません。
わたしはキーフラワーは拡張まで買って何度も遊んでいますが、これはこれでアリだなと感じました。
Dubbe(ドゥッベ)
ebbes(エッベス)の作者の新作ということで期待していたトリックテイキングゲームです。
エッベス同様、ゲーム中に各スートの役割が決まっていくのですが、その流れがあまりしっくりきませんでした。トリックを取った際、スートに対応したキャラクターコースターを受け取るのですが、その都度、得点が入ったり、失点したりします。そのため、あまりテンポがよくありません。
また、切札がマイナス点というのも曲者で、手札によってはとにかくマイナス点が差し込まれるだけというケースもあります。
全体的に見通しが良くなく、正直、好みではありませんでした。
ソクラテスラ
前回3人で遊んだのですが、今回は4人で遊んでみました。
右腕、胴体、左腕の3つを揃えて偉人を召喚して、そのときのルールで他のプレイヤーと競います。
前回遊んだときは手札が偏っていたせいか、なかなか3つがそろわず、そろった人がそのまま勝ちということが多かったのですが、今回はちゃんとバトルになっていました。
Twitterなどで見かけると大喜利のような面白い偉人作りに思えますが、実際は数字の合計値を競うだけのシンプルなゲームです。
今回はわたしだけが殿堂入りできずに負けてしまいました。