宮城県大崎市で行われた第11回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのゲーム会です。
第11回大崎ボードゲーム会について
2020年12月13日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上で宮城県在住の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームからの連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ゾフィンズー
手札をなくすのが目的のゴーアウト系カードゲームです。
カードには動物のイラストが描かれており、数字や文字は一切書かれていません。そのカードに対して、どのカードが勝てるかはカード自体にイラストで描かれています。
海の動物と陸の動物に分かれており、たとえ強いカードであっても、海か陸かが一致していないと出せないのが特徴です。また、陸最強の象に対して、最弱のネズミが勝てるため、ぐるぐる何周も回ることもあります。
そこまで斬新という感じでもないのですが、他にはないプレイ感があり、個人的に2020年のベスト10に残るのではと思っているゲームです。
スプレンダー・マーベル
初参加の方がいたため、定番のゲームをとスプレンダー・マーベルを遊びました。
ルールは、ほぼ宝石の煌きで、カードのイラストがすべてMARVELのキャラクターになっています。また、それにともなってカードコストなども修正されています。
いつものように途中まではリードしていたのですが、逆転されて負けてしまいました。何度か遊んでいますが、なかなか勝てないゲームです。
ミントワークス
小さな缶に入ったワーカープレイスメントです。
使い捨てのワーカーを使って、ワーカーを増やしたり、計画カードを獲得したり、建造物を建てたりしていきます。ルールも分かりやすく、ある程度の経験があれば、簡単な説明だけで始められます。
カードの組み合わせによってはすぐにゲームが終わってしまうため、周りの状況をよく見ておく必要があります。
思ったよりも1戦が早かったので、2人で2戦して、1勝1敗でした。
ハイソサエティ
ライナー・クニツィアの競りゲームです。
得点になるカードを競るのですが、ゲーム終了時に所持金が1番少ないとゲームから脱落してしまいます。そのため、周りがどのくらいの金額を使っているのか考えつつ、金額を競り上げていく必要があります。
中にはマイナスのカードもあるため、その場合は、受け取らないようにどんどん支払う金額を上げていかなければなりません。
終了条件となる規定枚数のカードがめくられるとゲームが即座に終わってしまうため、あとどのくらいで終わるかにも気を配っておく必要があります。
もっとも得点を取っていた人が案の上、脱落していました。
ちなみにわたしは「×2(得点が2倍になる)」だけ獲得して0点でした。
ラマ
最近のオープン会での定番ゲームです。
手番でやることは、場にあるカードと同じ数字を出すか、1つ上のカードを出すか、カードを1枚引くか、ゲームから降りるかです。誰かが手札をなくしたとき、残った手札の数字がそのままマイナス点になります。ただし、同じ数字は1度しかカウントしません。
シンプルなルールですが、劇的な展開が起こりやすく、盛り上がります。
デクリプト
3対3のチーム戦を行いました。
1人が暗号化役となり、4つの言葉に対するヒントを3つ考えます。チームメイトは、どのヒントがどの言葉を表しているかを考えます。ただし、相手チームも同じことを聞いており、当てられてしまうと相手にポイントが入ります。
そのため、味方には伝わるように、相手には伝わらないような絶妙な難易度のヒントを考えなければなりません。
6人いたら、とりあえずやっておきたいゲームで、相手の答えが分かったときの快感は相当なものです。
スパイシー
こちらも最近の定番になっているカードゲームです。
ダウト系のゲームで、3つのスートがあり、同スートの小さい順になるように裏向きでカードを出していきます。他の人が出したカードが嘘だと思ったら、スートか数字に対してダウトをかけます。
たとえば、「コショウの3」と言って出したカードに対して「3ではない」とチャレンジしたとします。カードをめくってみると「唐辛子の3」でした。この場合、チャレンジ失敗となります。もし「コショウではない」と言っていればチャレンジ成功です。
他のダウトゲームと違い、宣言とは違うカードを出していたとしても、ダウトから逃れられる可能性があるのがポイントです。
このおかげで「いや、そっちか!」という盛り上がりがあります。
日本語版が発売されるようなので、未プレイの方はぜひ遊んでみてください。(ちなみに言語依存はないです)
貴族の務め
クラウス・トイバーのバッティングゲームです。
オークションハウスでコレクションを競り、城でそれを展示して、コマを進めていきます。ただし、どちらにも泥棒が現れる可能性があり、オークションハウスではお金を盗み、城ではコレクションを盗んでいきます。また、探偵を使えば泥棒を捕まえることが可能です。
誰が何を出すかを読むのが重要なゲームです。
上手くバッティングせずにカードを出すことができれば、少ないお金でコレクションを獲得して、少ない展示品でコマを進めることができます。
前回、1人のプレイヤーに見事にしてやられたため、今回はその人を徹底的にマークしてみました。すると、こちらの目論見が見事に当たり、終始リードしたまま、わたしが勝ってしまいました。
5人ベストのゲームの1つです。軽口をたたけあえる相手と遊ぶのがオススメです。
4つの評議会
4人戦で、2人は2回目、2人は初プレイです。
王国の商人として、さまざまなエリアに商店を建てていきます。自分の商店が建てた商店と道でつながっていると、そのすべての恩恵をもらうことができます。
テキスト効果はなく、すべてアイコンです。手札となるカードにはアイコンすらなく、色がついているだけです。エリアに対応する色のカードを出すことで営業許可を獲得していきます。カードが足りない場合はお金で補います。また、議員を変えることで指定の色を自分の都合がいいように変えることができます。
今回は中盤くらいから1人の独壇場になっていました。
エリアなどのボーナス無視で、すべての商店をつなげていき、見事な拡大再生産を行っていました。
結果、77対50対41対40と大差で勝利していました。
やはり目先の得点よりも、まずは基盤を固めるのが強そうですね。
第11回大崎ボードゲーム会の感想
今回は初参加の方が1人で、全部で12人が参加しました。他にはアンダーウォーターシティーズ、タペストリー、イッツアワンダフルワールドなどが遊ばれていました。
貴族の務めでリベンジを果たしたものの、4つの評議会でその人に完敗するという結末でした。今度は4つの評議会でリベンジを果たしたいです(笑)
2020年の大崎ボードゲーム会は今回でおしまいです。
次回の予定はまだ決まっていません。