宮城県大崎市で行われた第10回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのゲーム会です。
第10回大崎ボードゲーム会について
2020年11月22日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上で宮城県在住の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームからの連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
オーダーピザーラ
話題のダイソーで販売しているゲームです。
ピザカードを表向きでバラバラに配置します。8枚だけある裏面が黒のカードをめくり、同じアルファベットのカードを早い者勝ちで取ります。カードは人数分以上あるため、遅くても取れないということはありません。
これを8回繰り返して、できあがったピザにより、得点が入ります。
ピザの種類、また何種類のピザを使っているかで得点が変わります。
分かりやすいルールで、先取りといっても必ず何かしらのカードは取れるため、お子さんと一緒に遊んでも問題なさそうです。
SCOUT!
新しい定番になりつつある大富豪系のゲームです。
前の人よりも強いカードを出していき、手札がなくなれば上がりなのですが、手札の順番を変えてはならないというルールがあります。また、前の人が出したカードをスカウトして手札に入れることで、新たな組み合わせでカードが出せるようになります。
安定した面白さがあり、とりあえず何をやろうか迷ったときに出しやすいです。
アイルオブキャッツ
ドラフトでカードを獲得し、その効果を使いながら、個人ボードにタイルを埋めていきます。タイルもあらかじめ並んでいる中から選んでいく、ドラフト形式になっています。
タイルの形が独特のため、パズル要素が強いです。また、置く場所によって特典があったり、空いているマスによってペナルティがあるため、よく考えて置いていく必要があります。
カードはアイコンで分かるものから、テキストが書かれているものまでさまざまで、言語依存はそれなりにあります。
得点の取り方もいろいろあるため、そのときの状況に応じてプレイングも変わってきそうです。
セブンセグメントトリックス
チップを置くことで、カードの数字を変えることができるトリックテイキングゲームです。
数字がデジタル表記になっているため、チップを付け足すことで、数字を増やしたり、減らしたりすることができます。
また、手元に残ったチップがビッドになるため、ゲーム中に上手く調整してチップを減らしていかなければなりません。
1枚のカードが何通りかの数字になる可能性があるため、残り何が残っているのか相当に読みづらいです。「もう1トリック勝ちたいけど、そのためにはチップが必要。でもチップを使うとビッドが外れる」といった悩ましさが終始やってきます。
悪魔でお仕事
マストリードのトリックテイキングゲームです。
リードに使うカードと、手札からプレイするカードが別になっています。リードのカードが切れてしまうと、自分がリードプレイヤーにも関わらず、リードスートを決めることができないという不思議な状況が訪れます。
トリックに勝つとリードに使われたカードが手札に戻ってくるため、先々を見据えたプレイングが要求されます。
だいぶ独特なので、トリックテイキングに慣れた人向けかもしれません。
羊と花畑
タイル配置のゲームです。
四角形のタイルを矛盾が生じないように順番に配置していきます。
面白いのがゲーム終了時に得点になる条件を隣の人と共有しているところです。
各自3枚の目標を持っているのですが、1つは自分だけ、もう1つは右隣と、もう1つは左隣と共有しています。そのため、半協力のような体制でゲームを進めていきます。
オーソドックスなルールながら、どの目標に力を入れていくかが悩ましいゲームです。
厄介なゲスト
犯人、凶器、動機の3つを当てる推理ゲームです。
240枚以上あるカードの中から70枚が選ばれ、それによって答えが決まります。どのカードを選ぶかで問題の難易度も変わってきます。選び方は説明書に書いてありますし、アプリで生成することもできます。
カードには「死因は○○ではない」「○○と△△は一緒に図書室にいた」といった情報が書かれており、それをお互いに交換していくことで、情報を共有していきます。
そうして答えが分かったらアプリに回答を入力し、正解ならばゲームクリアで勝利です。外れた場合は、もう1回チャンスがあり、2回失敗すると脱落です。
カードにどのようにシートに書き込めばいいかまで書かれているので、とてもプレイしやすいです。
これ系のゲームはいくつか遊んできましたが、1番推理している感が強いかもしれません。
CALICO
六角形のタイルを個人ボードに配置していき、条件を満たすとネコトークンやボタントークンがもらえます。
それを繰り返し、全員の個人ボードがすべて埋まればゲーム終了です。
1つのタイルには色と模様の2つの要素があり、どちらも得点に関係するため、どちらをどう使うかに頭を悩ませます。手札は2枚しかないため、ある程度の妥協が必要になります。
見た目もカラフルでかわいらしいため、アズール系のゲームが好きな人にもオススメです。
第10回大崎ボードゲーム会の感想
前回は用事があって参加できなかったのですが、今回は無事に参加することができました。今回は多少の入れ替わりがありつつも9人が参加していました。そのため、常に2卓が立っている感じでした。
ゲームマーケット2020秋の新作をいろいろ遊ぶことができたのがよかったです。地方在住だと、なかなかゲムマのようなイベントには参加しづらいため、通販で手に入るのはうれしいですね。
昔に比べるとトリックテイキングの新作がどんどん増えているなという感覚があります。一昔前はどちらかというと避けられがちなジャンルだったのですが、最近はそういうこともほとんどなくなりましたね。
次回の大崎ボードゲーム会は12月13日(日)の予定です。