宮城県大崎市で行われた第8回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのゲーム会です。
第8回大崎ボードゲーム会について
2020年09月13日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
前回に引き続き、今回も18歳以上で、なおかつ宮城県在住の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームからの連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ピクチャーズ
2020年ドイツ年間ボードゲーム大賞の大賞作品です。
積み木やヒモといった材料を使って、お題の写真を表現します。正確に表すのは不可能なため、伝わるようなポイントを見定めて表現する必要があります。
全員が表現し終わったら、誰がどのお題を表しているのか紙に書きます。その後、答え合わせをして他の人の答えを当てた、答えを当ててもらったら得点が入ります。
特徴的な写真だと、その一部分だけで伝わることもありますが、基本的には「え?この中にある??」といった感じで伝わりません(笑)
答え合わせしたときに「あ~」となることもあれば、依然として「???」ということもあるので、お互いの感性が問われますね。
老若男女問わず遊べるいいパーティーゲームです。
クー
3~6人用のカードゲームです。
手番では7種類のアクションのうち、いずれか1つを行います。
ほとんどのアクションは手札のカードに対応しているのですが、そのカードを持っていなくてもアクションを実行することができます。その人がカードを持っていないと思ったら他のプレイヤーはダウトを行うことができます。
お手軽に遊べるブラフ系ゲームで、1プレイ時間も短いです。序盤は駆け引きがあるのですが、終盤は適切なカードを引けるかどうかで勝敗が決まることが多いです。
ゲーム会の合間に遊ぶのにもちょうどいいですね。
クーパーアイランド
島を調査して、発展させていくワーカープレイスメントです。
アクションスペースは8種類しかないのですが、フリーアクションがあるため、手番で考えることは多いです。島にタイルを置くことで、対応する資源がでるのですが、タイルを重ねることでその枚数分の価値になります。
どんどんタイルを重ねると資源がたくさん出るようになるのですが、もちろんタイルを重ねる条件もいろいろあります。さらに建物を建てる場合はもっとも重なりが多いところに置かなければならないので、なかなか上手いこといきません。
条件を満たすことで増えるワーカー、収入が増える船、資源の持てる上限が増える建物、得点につながる航海とやることは盛りだくさんです。
要素が多いため、何回かやって理解するタイプのゲームです。初回からすべてを上手くこなすのはかなり難しそうです。
ALMA MATER
学長として大学を発展させていくゲームです。
さまざまな効果をもつ生徒や教授を雇うことで、拡大再生産していきます。
コストとして使われるのは教科書です。これは各プレイヤーの色になっており、研究トラックの進み具合で価値が変わっていきます。ラウンドごとに価値が変わるため、タイミングを見極めて使っていく必要があります。
コインブラを手がけたデザイナーということもあり、どことなく雰囲気が似ています。イラストも同じ人が描いているので、見た目でコインブラを思い浮かべる人も多そうですね。
細かく見ていくと既視感があるシステムなのですが、全体的によくまとまっているため遊びやすいです。
これは日本語版が出そうな予感がしますね。
ペンギンパーティー
少し時間があまったので、3人でペンギンパーティーを遊びました。
ピラミッド状にカードを置いていくのですが、だんだんと置けない色が増えていきます。同じ色のペンギンでもイラストが違うのが凝っていますね。
ルールも分かりやすくて遊びやすいです。
第8回大崎ボードゲーム会の感想
気になっていた新作が遊べてよかったです。
クーパーアイランドは箱庭感がかなり強く、正直、他のプレイヤーの半島がどうなっているのか把握しきれません。タイルが何枚重なっているかもぱっと見では分からないため、とにかく他のプレイヤーに邪魔されずに自分でいろいろやりたい人向けですね。
アルマ・マータは日本語版が出れば、かなり話題になりそうな感じがします。
次回の大崎ボードゲーム会は10月に開催予定です。