宮城県大崎市で行われた第7回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのゲーム会です。
第7回大崎ボードゲーム会について
2020年08月16日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
前回に引き続き、今回も18歳以上で、なおかつ宮城県在住の人に入場が制限されました。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
スパイシー
ダウトのようなカードゲームです。
スートと数字が書かれたカードを出していき、相手が宣言通りでないカードを出したと思ったらチャレンジを行います。チャレンジはスートか数字のどちらかで行うため、選択を誤ると相手が宣言通りでないカードを出していてもチャレンジ失敗になってしまいます。
シンプルなルールで導入としても十分に盛り上がります。
違うカードを出していても、チャレンジ次第では切り抜けることができるのが面白いですね。チャレンジのペナルティも軽いので、どんどん仕掛けていきたいところです。
カートグラファー
カードをめくり、その指示に従って紙に書き込んでいく紙ペンゲームです。
地図製作がテーマになっており、シートにさまざまな地形を書き込んでいきます。
各自のシートを交換して、相手のものに書き込めることが大きな特徴です。
カードをめくった際にモンスターが出ると、シートをお互いに交換してモンスターを書き込みます。これにより、せっかくの得点源が妨害されたり、嫌なところをつぶされて上手く埋められなくなったりします。さらにモンスターの周囲マスは失点になるため、しっかりリカバリーする必要があります。
これによりだいぶインタラクションが強くなっています。
このときは村を可能な限り伸ばした人が大量得点をして、大差で1位になっていました。得点カードの組み合わせによってやることが変わるため、リプレイ性も高いです。
ハダラ:貴族と発明
ミニ拡張を入れて3人で遊びました。
ミニ拡張の貴族と発明では新しいカードが増えます。ルールなどは変わらないため、準備や流れは通常ゲームとまったく変わりありません。
今回は割引がなくなるカードを取ったので、なかなか厳しかったです。そこまで効果が強い訳でもないので、どちらかというと他のプレイヤーに対する嫌がらせのような印象でした。
カード効果がいろいろ増えるので、基本を何度か遊んだ人にオススメです。
デクリプト
3対4のチームで遊びました。
4つのお題に関するヒントを考えるゲームで、味方には伝わるように、相手チームには伝わらないような絶妙な難易度のヒントを考えます。ヒントは相手チームも聞いているため、お題がバレてしまうと負けてしまいます。
同じヒントは使えないため、後半になるほどヒントを考えるのが大変になります。
この日は相手チームのお題1つをすぐに見破ったものの、他の3つはまったく見当がつきませんでした。けれども、相手チームが伝達失敗したため、こちらのチームの勝利になりました。
最近では6人以上で遊ぶ際の定番になっています。
貴族の務め
5人全員が初プレイでした。
美術品を展示することでコマを進めるのですが、そのためにはオークションで落札したり、他のプレイヤーから盗む必要があります。落札に使ったお金は返ってこないので、再び落札しようと思ったら他のプレイヤーからお金を盗まなければなりません。
そのために相手の行動を読んで泥棒のアクションをしていきます。
ただし、泥棒は探偵によって捕まってしまうため、どこで何を出すかの読み合いが発生します。
わたしは中盤くらいでお金を使い切り、泥棒も捕まってしまったため、もはや城の警備員のようにずっと探偵を使っていました。探偵で泥棒を捕まえると、それでもコマが進むため、じわじわとゴールに近づいていきます。
全員が面識あるメンバーだったこともあり、かなり盛り上がりました。いろんなところでバッティングが発生するので、それを上手く乗りきったときの気持ちよさもかなりのものです。
ケイラス1303
4人戦で、1人だけが初プレイです。
ケイラスにあったさまざまな要素が削られて、だいぶ遊びやすくなっています。それでいて派手な能力があり、しかもそれを奪い合えるため、今風の仕上がりになっています。
今回わたしの能力は建設現場への納入を行うと追加1点というものでした。しかし、なかなか上手いこと資源が集まらず、能力を活かせません。
その間に能力を4枚集めたプレイヤーが出て、他のプレイヤーから攻撃の的になります。
今回は記念碑を諦めて、通常の建物+納入で得点を稼ぐことにしました。資源が偏ってしまったのですが、「どの組み合わせでも納入できる」能力を奪い、一気に納品して大量得点しました。
その甲斐あって、57対48対47対42で勝つことができました。
ケイラスと比べると減点要素がなくなっていたり、追加コストが減っていたりと、全体的にユルくなっているイメージですが、これはこれで十分に面白いですね。ただ、元々ケイラスが好きな人は、やはりこちらよりも旧版の方が好きそうな感じはあります。
第7回大崎ボードゲーム会の感想
前回と同様にしっかり距離を取りつつ、マスク着用での会となりました。
初めて顔を合わせる方やや久しぶりに会う方など、普段なかなか遊ぶ機会がない方々と遊ぶことができました。今回はだいたい3卓が常に立っていた印象です。
次回は9月の開催予定です。