デクリプトは3~8人用の連想力が必要なゲームです。プレイヤーは2つのチームに分かれて、味方にだけ伝わるようなヒントを出し、相手チームのキーワードが何なのかを推測します。カードをセットすると文字が浮かび上がる仕掛けも見所のひとつです。
デクリプトについて
プレイヤーは白チームと黒チームに分かれます。
各チームは衝立にカードを4枚セットして、今回のキーワードを確認します。
その後、各チーム1人ずつ暗号化役を決めます。暗号化役は山札から秘密コードカードを引きます。秘密コードカードには3つの数字が書かれています。
たとえば、今回のキーワードが
- バナナ
- 鉛筆
- 自転車
- スマートフォン
だったとします。
そして、秘密コードカードには「3、1、2」と書いてあります。
それを伝えるためのヒントを考えると、以下のような感じになります。
- 走る
- 黄色
- 細い
このヒントを元にして暗号化役以外の味方は、今回の秘密コードが何だったかを考えます。
これをお互いに繰り返していき、相手のキーワードが何なのかを推測して秘密コードの盗聴を試みます。
味方が秘密コードを外してしまうと伝達失敗チップを受け取ります。敵の秘密コードを当てると盗聴成功チップを受け取ります。
ゲームの終了
盗聴成功チップを2枚集めたチームが勝利します。
伝達失敗チップを2枚受け取ってしまうとそのチームの負けです。
そのため、味方には伝わるように、相手にはバレないようにヒントを出すことが重要です。
分かりにく過ぎても分かりやす過ぎてもダメ
ルールを読んだ段階では、どんな感じのゲームなのかイマイチつかめませんでしたが、やり始めるとすぐに「ああ、こういうことか」と理解できました。
同じキーワードに対して、違うヒントをつけていくのがポイントで、あまりにも直接的過ぎるとヒントを出し続けてしまうと、相手チームにバレてしまいます。かといって、奇をてらいすぎると味方にも伝わらないのが悩ましいところです。
連想系のゲームとしてコードネームが有名ですが、デクリプトは1つに対して複数のヒントを出していく必要があるため、だいぶプレイ感が違います。
今回は3対3の6人で遊んだのですが、非常に盛り上がりました。
「それはすぐバレるだろ!」といったものから
「え? どゆこと」といったものまで、さまざまなヒントが出てきて笑いが絶えません。
また、上手くひらめいたときの爽快感はなかなかものです。相手チームが見事な推理を繰り広げているのを耳にすると、かなり動揺します(笑)
とても面白かったので、この日だけで4回プレイしました。チーム内でいろいろ相談することを考えると6人がベストかもしれませんね。