[ボードゲーム] コンパイル 紹介
「コンパイル」は、不正AIとなり、相手より先に3つのプロトコルをコンパイルすることを目指す2人用のカードゲームです。さまざまなテキスト効果を持つカードをプレイし、相手よりも先に数字の合計値を10以上にすることを目指します。
コンパイルについて
ゲームには12個のプロトコルが存在し、その中から3つを選んでデッキを構築します。
まず、すべてのプロトコルを並べ、先手プレイヤーがその中から1つを選びます。その次に後手プレイヤーが2つ選び、次に先手プレイヤーが2つ選び、最後に後手プレイヤーが残りの中から1つを選びます。
残ったプロトコルは使用しません。
次に各プロトコルにある6枚のコマンドカードをすべて混ぜ、よくシャッフルして18枚のデッキにします。
そしてプロトコルの「Loading…」を表向きにして3本のラインを形成します。
準備ができたならば、デッキから初期手札として5枚のカードを引きます。
手番の流れ
1.開始
自分の手番を始めます。フィールドの自分側にある「開始」効果を実行します。
2.コントロールの確認
少なくとも2ラインで相手より高い合計値を持っている場合、手番プレイヤーはコントロールカードを得ます。
3.コンパイルの確認
コンパイルの条件を満たしている場合、手番プレイヤーはコンパイルしなければなりません。コンパイルした場合、アクションは行いません。
4.アクション
カードを1枚プレイするか、手札をリフレッシュします。手札が1枚もない場合は手札をリフレッシュしなければなりません。
5.キャッシュの確認
手札が6枚以上ある場合は、5枚になるまで余分なカードを捨て札にします。
6.終了
手番を終了します。フィールドの自分側にある「終了」効果を実行します。
アクションについて
アクションではカードを1枚プレイするか、手札のリフレッシュを行います。
プレイ
フィールドの自分側にカードを1枚プレイします。カードは表向きか裏向きでプレイすることができます。表向きでプレイする場合は、対応するプロトコルのラインにプレイしなければなりません。
カードが受動効果を持っている場合は、その効果を発動させます。裏向きの場合はどのラインにプレイしても構いません。(カードの裏面はすべて同じでテキスト効果なしの数字2です)
リフレッシュ
手札が5枚になるまで自分のデッキからカードを引きます。デッキが枯れたら捨て札をシャッフルして、新しいデッキを作り、残りのカードを引きます。
コンパイル
1ラインにある自分のコマンドカードの合計値が10以上で、かつ同じラインの相手の合計値よりも多い場合、手番プレイヤーはそのラインをコンパイルしなければなりません。
そのライン内の自分側にあるカードをすべて捨て札にし、同様に相手のラインにあるカードをすべて捨て札にします。
その後、プレイヤーはコンパイルしたラインのプロトコルカードの「コンパイル完了」の面を表向きにします。
同じラインを再びコンパイルした場合、コンパイル時と同様にすべてのカードを捨て札にしますが、自分のプロトコルカードを裏返す代わりに、相手のデッキからカードを1枚引き、自分の手札にします。
ゲームの終了
先に自分のプロトコルをすべて「コンパイル完了」にしたプレイヤーの勝利です。
コントロールカード
コンパイルかリフレッシュする際に、コントロールカードを持っている場合、コントロールカードを中立位置に戻す必要があります。その後、そのプレイヤーはプレイヤー1人のプロトコルを並べ替えることができます。
並べ替えられたライン内にあるカードは移動させません。
テキスト効果を使った数字比べ
ラインごとの数字を競うといった面からバトルラインを思い浮かべる人も多いかもしれません。また、その世界観からネットランナーのようなゲームを想像する人もいるでしょう。
基本的には順番にカードをプレイしていき、合計値を10以上にすればそのラインで勝つことができます。ただし、さまざまなテキスト効果があるため、それをうまく活用して相手を出し抜かなければなりません。
このテキスト効果が「上段」「中段」「下段」の3つにわかれているのが大きな特徴です。
新たにカードをプレイする場合「中段」「下段」に重なるようにカードをプレイしていきます。そのため、それらの効果が失われてしまうのですが、何らかの効果で上のカードが取り除かれると、また効果が発動します。
これがなかなか曲者で、よく考えずに相手のカードを取り除いても、逆にひどい目に遭ってしまうこともあります。
大まかな傾向としては数字が弱いカードはテキスト効果が強く、数字が大きいカードは効果が弱かったり、デメリットがあったりするため、その辺りもよく考えなければなりません。
「プロトコル」「コンパイル」「キャッシュ」「スタック」など、初見ではわかりづらい用語があるため、慣れるまでは何度かプレイする必要がありそうです。
また、相手よりも合計値を多くするのが目的になるため、基本的にお互いに足の引っ張り合いになり、勝負が長引きがちです。
ちょっとクセがありますが、2人で遊ぶ機会が多い人ならば、一度手に取ってみてもいいかもしれません。
| タイトル | Compile: Main 1 |
|---|---|
| 発行年 | 2024年 |
| プレイ人数 | 2人 |
| プレイ時間 | 20~30分 |
| デザイナー | Michael Yang |
| BGGリンク | Compile: Main 1 | BGG |


