コンプレットは自分の手元にあるタイルすべてが小さい順になるように、タイルを加えたり、並べ替えたりする2~4人用のゲームです。「61」と「19」など、タイルによっては上下どちらでも使えるものがあります。
コンプレットについて
タイルは1~100まで100枚あります。すべてを裏向きにしてよく混ぜ、各プレイヤーは17枚ずつ裏向きのまま自分の前に並べます。
その後、各自が中央から5枚ずつ取り、それを表にして先ほどの自分の列に加えます。左から右に向かって昇順になるように考えて好きな位置に入れていきます。
手番では以下の2つのうち、いずれか1つのアクションを行います。
手番で行うこと
1.中央のコマ1枚を表にして自分の列に加える
中央にあるコマ1枚を表にします。その後、自分の列に加え、もともとそこにあったコマを裏向きのまま中央に移動させます。もし、入れる場所がない場合は、表のまま中央に置いておき、手番終了です。
たとえば、自分の場に55、58が連続しているときに57を引いてしまうと、入れ替える裏向きのタイルがないため、取ることができません。
タイルは上下どちらの向きで使っても構いません。
連続手番
置いた数字が連番だった場合、もう1手番行います。
2.自分の列のコマを1枚移動させる
自分の列の裏向きになっている1枚を好きな位置に移動させます。こうすることでタイルを引いたときに置けなくなることを防ぎます。
ゲームの終了
時計回りに手番を行っていき、22枚すべてを最初に表向きで並べることができれたプレイヤーの勝利です。
複数回遊ぶ場合は、手元に残った裏向きのタイルの枚数がマイナス点になります。規定回数行い、もっともマイナスが少ないプレイヤーの勝利です。
シンプルな数字並べ
木製のタイルなので手触りがいいです。また、タイルを小さい順に並べていくというシンプルなルールなので、導入としてもちょうどいいです。小学生のお子さんでも十分に遊べそうですね。1枚めくって自分の列のタイルと交換を繰り返すので、やるべきこともはっきりしています。
ポイントはどこをどの程度空けておくかですが、もちろんこれは確率上の問題なので、そう上手くいくとは限りません。たった1枚の入らないタイルを引いてしまうことも十分にあり得ます。
運要素はかなりありますが、連番を引いてどんどん手番が続けられるのが気持ちいいゲームです。上手く引ければ終盤でも逆転可能なので、最後まで勝敗が見えないのがいいですね。
タイトル | Completto |
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発行年 | 2015年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Heinz Meister |