[ボードゲーム] コンテナ 紹介

コンテナは、経済流通をテーマにした3~5人用のゲームです。2007年に発売され、しばらく入手困難でしたが、2018年にコンポーネントが豪華になった10周年記念版が発売されました。自分で生産したものを自分で使うことができないという何ともままならないゲームです。

コンテナについて

各プレイヤーはプレイヤーボードとランダムに選ばれた工場コマ、初期資金、コンテナの価値カードを受け取ります。コンテナの価値カードには5色のコンテナがそれぞれ何点になるかが書かれており、非公開情報です。

他にコンテナを運び込むことになる外国の島ボードがあります。
これは全プレイヤー共通です。

自分のコンテナ船は、どのボード上でもない公海に置いておきます。

手番では、まず手番前アクションがあります。

借金カードを持っている場合は、利息として1枚につき1ドルを銀行に支払います。借金は任意のタイミングで行えますが、1人2枚までしか持てません。

その後、以下のアクションから2アクションを行います。

倉庫の建設/工場の建設

ボードに書かれたコストを支払い、倉庫または工場を1つ建てます。

港の商店のためのコンテナの購入

プレイヤー1人の工場の商店にあるコンテナを購入し、自分のボードの港の商店に置きます。価格は自由に決めることができ、すでに置かれているコンテナの再値付けもできます。

工場の商店のためのコンテナの生産

右隣のプレイヤーに1ドルを支払い、工場の色に対応するコンテナを生産します。生産したコンテナは自由に価格を決めることができ、すでにあるコンテナの再値付けもできます。

船の航行

自分のコンテナ船を移動させます。

他プレイヤーのボードに航行した場合は、港の商店にあるコンテナを買うことができます。
外国の島ボードに航行した場合は、船に積んであるコンテナの競りが始まります。

競りはその船の持ち主以外が一斉公開で行います。価格が同じだった場合は、そのプレイヤー同士でもう1回追加ができます。それでも同じ場合は船の持ち主がどちらに売るかを選びます。コンテナの持ち主は政府助成金として、同額をさらに銀行から受け取ります。

また、コンテナの持ち主がその競り値を支払えば、自分のものにすることができます。この場合、政府助成金はありません。

これを繰り返し、5色のコンテナのうち、2色のストックがなくなったら、そのプレイヤーの手番終了時にゲームが終了します。

外国の島にあるコンテナ(※もっとも多い色は捨てなければならない)、自分の港の商店に残っているコンテナ、コンテナ船上に残っているコンテナを換金し、もっとも所持金が多いプレイヤーの勝利です。

10周年記念版には、投資銀行の拡張ルールが入っています。それほどルールは難しくならず、選択肢が増えるため、初回からこのルールを入れても問題ないです。

ままならなさに翻弄される

 

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コンテナ

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ルール自体はそれほど難しくないのですが、やってみるとよく分かりません(笑)

自分で生産したものは自分で使うことができず、自分で出荷することもできないため、いかにして他のプレイヤーに活用してもらうかがポイントになります。

周りがどのような値付けをしているかを確認して、より買ってもらいやすい値付けを行います。ただし、そうすると利益が減ってしまうのが悩ましいです。

自由に値付けができるため、プレイヤーへの依存度は高いです。相場もないので、そのときそのときの状況を見て、値付けを行う必要があります。この辺の自由さは慣れていないと分かりにくいです。

今回は4人で遊び、準備とルール説明に30分ほど、プレイには80分ほどかかりました。

何となくこうすればいいのかなというのは見えてくるものの、それが本当に正しいのかどうかはよく分かりません。

今回は見事に競りを勝ち続け、コンテナをたくさん集めたプレイヤーがいたので、その人の勝利かと思いきや、終わってみると別のプレイヤーが1位で、勝った本人も「え? 自分なの?」負けた方も「え? 自分じゃないの?」という感じでした。

自分でコントロールできる部分が少ないため、大きな経済の流れに翻弄されているようなゲームです。決して万人向けとは言い難いですが、ある程度ゲーム慣れしたプレイヤーなら一度遊んでみる価値はあると思います。

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