ディクシットは語り部がお題に合わせて選んだであろうカードを予想する3~6人用のゲームです。全員に当てられても、全員が不正解でも語り部には得点が入らないため、何人かに伝わるような絶妙なお題を考えなければなりません。
ディクシット(Dixit)について

箱が得点ボードを兼ねています。各プレイヤーは好きな色のウサギを選び、0の位置に置きます。その後、手札として6枚ずつカードを受け取ります。
カードには、さまざまな意味に捉えることができる幻想的なイラストが描かれています。
任意の方法で最初の語り部を決めます。
語り部はカードから連想されるお題を言い、裏向きで場に出します。他のプレイヤーはそのお題に当てはまるようなカードを同じように裏向きで出します。
カードをシャッフルし、表向きで一列に並べます。カードは左から1・2・3といった形で数字が割り当てられます。
語り部以外のプレイヤーは語り部が選んだカードがどれなのかを予想し、一斉に予想チップを公開します。
全員が語り部のカードを当てた、または誰も語り部のカードを当てられたなかった場合は0点です。
そうでない場合は3点を獲得します。
語り部のカードを当てることができれば3点です。ただし、全員が正解、または不正解だった場合は、語り部以外全員に2点が入ります。
また、自分が出したカードに投票があったプレイヤーは1票につき1点を獲得します。
カードを補充して、語り部を時計回りに交代し、上記を繰り返します。
ゲームの終了
カードの山札がなくなるか、誰かが30点に達するとゲーム終了です。
もっとも得点が高いプレイヤーが勝利します。
センスが問われる連想ゲーム

とても人気があるゲームで、オデッセイ、クエスト、ジャーニー、オリジン、デイドリーム、メモリーズといったいくつも拡張セットの日本語版が発売されています。また、ルールが少し異なるディクシット:ジンクスも日本語版が出ています。
得点計算による勝ち負けはありますが、どちらかというと雰囲気を楽しむゲームです。どのお題でどんなカードを出すかに個性が出るため、その意外性を楽しむ感じです。
初心者、上級者で差がつきにくいゲームのため、ボードゲームをあまり遊んだことがない人にもオススメできます。
テレビ番組でキムタク(木村拓哉)氏が好きなゲームとして挙げたことがあるため、聞いたことがある人も多いかもしれません。
2010年ドイツ年間ゲーム大賞他、さまざまな賞を受賞・ノミネートしている大ヒット作です。
タイトル | Dixit |
---|---|
発行年 | 2008年 |
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Jean-Louis Roubira |
BGGリンク | Dixit | BGG |