土曜、日曜と連続してボードゲームを遊ぶ機会にめぐまれました。
前回記事にするのを忘れていたゲームなども併せて、今回の感想などを。
God’s Gambit(ゴッズギャンビット)~神々の一手~
特殊能力がついたUNOといった印象のゲーム。
場にあるカードと同じ色か同じ数字のカードを手札から出していき、最初に手札をなくしたプレイヤーの勝利です。
特徴的なのが「使役」という概念です。
手札を捨てるのではなく、「使役」することで特殊能力を使うことができます。
ちなみに手札を捨てることは「解消」、能力を使うことは「使役」と呼びます。
この辺りは慣れるまで混乱しがちかもしれません。
使役することで、相手にマイナス点となるカードを渡したり、追加の手札を引かせたりという能力を使うことができます。
ただし使役したカードは「カルマ」となり、自分の元にマイナス点となって残ります。
強力な能力ほど、マイナス点は大きいです。
しかし、中にはカルマを押しつけるカードもあったりで、得点が激しく上下します。
こういう特殊能力が多いゲームは、まず全体のカードの能力を把握することが基本だと思います。
そういった意味でも繰り返し遊んでみて、面白さがわかるゲームかもしれません。
ロウボート
2~4人でプレイ可能なトリックテイキングです。
4人で遊ぶ場合は、2対2のチーム戦となります。
カードは2色、4スート、13枚ずつとトランプと同じ構成です。
これに各自が最初から持つ特殊カードが3枚加わります。(チーム戦では各チームごとに3枚ずつ)
大きな特徴となるのは、潮流という概念です。
山札からカードを4スート揃うか、上限枚数に至るまでめくっていきます。
これが今回のトリック数で、なおかつ潮流のカードが各トリックの切り札を決めます。
4人プレイでは上限は10枚なので、1ラウンドは4トリックから10トリックで構成されます。
トリックテイクを始める前に、各プレイヤーがこのラウンドで何トリック勝つかというビッドをします。
ビッド数の高かったチームは、宣言した数ぴったりのトリック数を目指します。
宣言したトリック数よりも少なければ、ビッドした数×10の失点。
宣言を上回った場合は、宣言×10点の得点は得るものの、上回った差分だけのサンドバッグを受け取ります。
たとえば、4トリックといって5トリック獲得した場合。
4(トリック)×10で40点を獲得することができますが、
5(獲得数)ー4(宣言数)で、1つのサンドバッグを受け取ることになります。
ちなみにサンドバッグは5つたまるとマイナス100点です。
このぴったり取らなければならないというのが、何とも曲者で、なかなか上手いこといきません。
今回は2対2のチーム戦を行ったのですが、結局2時間かけて15Rやって、30対-20でした。
本来、2人で200点を目指すゲームなのですが、なかなか得点できないままだったので
「マイナス200になったら負けでもいいよね」
とルールを付け足したくらいです。
恐らく全員がそれなりにトリックテイキングに慣れていないと200点を獲得するのは至難の業ではないでしょうか。
といっても、別に辛いとか面白くないとかではなく、非常に楽しめるゲームです。
みんなが同意すれば、また遊びたいのですが、どうでしょう……(^^;
キーフラワー
久しぶりのプレイ。
ロウボートの途中でひとりが用事で抜けたので3人戦。
何度かプレイしたのですが、まだまだタイルを把握できておらず、新しい発見があります。
今回は鉄をとりまくって、それをボーナスに変えるという方法をとったのですが、一歩及ばず。
61対54対51
という結果で2位でした。
やはりいいゲームですね。
拡張は手に入れてないのですが、どんな感じになるのでしょう。

5本のきゅうり
昨日に引き続き、今日もプレイ。
今回は5人プレイでした。
昨日までは「7トリック目で14であがることなんてまずないよなぁ」と思っていたのですが、見事に自分が14であがることに。
しかも、1を出されたため、きゅうりを8本獲得しました(笑)
合計できゅうり10本という非常にめずらしい負け方ができました。
赤ずきんは眠らない
非常にシンプルなルールで、ブラフの楽しさを体感できるゲームです。
オオカミは誰を襲うかを。
それ以外のプレイヤーはオオカミを罠にしかけるか、眠るかを決めます。
オオカミは眠っているプレイヤーを選べば、その人からポイントを奪います。
逆に罠にかかってしまえば、ポイントが奪われます。
その他のプレイヤーは眠っていてい、襲われなければポイントが入ります。
ただし罠をしかけていて、襲われなければポイントは入りません。
「次にオオカミが襲うの成功すればゲーム終了だから全員トラップにしようぜ」
と呼びかけたプレイヤーが実はトラップではなかったりと、なかなか盛り上がりました。
コロレット
カードを受け取るか、めくるかという2択ながら、さまざまな駆け引きを感じられるゲームです。
記念版はカラフルなため、見た目も鮮やかです。
あくまでも相手の邪魔をするのか。
自分にとって無難なところで引くのか。
そういうところに、その人の性格が垣間見えますね。
