ギフトトラップはお互いにさまざまなものを交換し合う3~8人用のゲームです。プレゼントはスケートボード、血圧計といった日常的なものから、英国の爵位、永遠の命といった夢のようなものまで620種類もあります。
ギフトトラップについて
手番プレイヤーはプレイ人数+1枚のプレゼントカードを場に並べます。ゲームボードには9つのマスがあり、それぞれに数字が割り当てられています。
各プレイヤーは数字が書かれた贈呈タイルを使い、他のプレイヤーに1つずつに渡します。何を渡したかは、この段階ではまだ秘密です。
全員に贈ったら、今度は自分がどのプレゼントをどの程度欲しいかを獲得タイルを使って決めます。チップは「最高に欲しい +3」「すごくほしい +2」「まあまあ欲しい +1」「いらない ー4」の4種類です。
全員が置いたら、今度はプレゼントの開封です。
欲しいプレゼントをもらうことができた、贈ることができたらボード上のコマを進めます。また、欲しくないプレゼントをもらった(贈った)ならば、その分、コマを戻します。
これを繰り返し、贈呈コマと獲得コマの両方が、あがりにたどり着いたプレイヤーの勝利です。
相手が欲しいものを予想する
とにかくプレゼントの種類が多いので、それを眺めているだけでも楽しいです。プレゼントは、すぐに買えそうな現実的なものから、絶対に手に入ることがないようなファンタジーなものまであります。中にはもらって困るようなものもあります。
「この人はこれが好きそう」という情報を知っていた方がいいので、知り合い同士で遊ぶのがオススメです。初対面の人と遊んでもなかなか当たらなそうです。
ギフトトラップはコンポーネントも凝っており、まず箱が立方体です。他にはあまりない正方形なので並べて置きづらいです(笑)それからプレイヤーごとのコマがギフト用の包装に入っており、プレゼントっぽい見た目になっています。
本来の目的である「何をプレゼントすれば良いか」を考えるのは、もちろん面白いのですが、それよりも「これがあったら、こうするね」といった他愛のない話が盛り上がります。また、他の人の意外な好みも分かり、いろいろな発見もありますね。
ルールは難しくないので、普段ボードゲームをしない家族や親戚、友達同士で集まったときにも活躍しそうです。
タイトル | GiftTRAP |
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発行年 | 2006年 |
プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 60分 |
デザイナー | Nick Kellet |