以前の記事の続きです。
午前中からお昼過ぎまでは、アンドールの伝説をプレイし、午後からは以下のゲームをしました。
コズミック・エイデックス
3人用のトリックテイキングです。
4スート、マストフォローというルールは一般的ですが、キャラクターカードという特殊能力があります。
これをゲーム開始時、各自が1つずつ持ち、それによりゲームの展開が大きく変わります。
今回、各自が担当することになった能力は、
- ゴクラクテン:トカゲA 相手が同意するならば手札をすべて交換
- ツチノコ:星K 各トリック後、相手に「Yes」か「No」で答えられる質問ができる
- おしぼり:カラスA トリック中の連続した数字の強さを逆転できる
というものです。
面白いのが星KのQUIZ-MASTERで、
「星かトカゲ持ってる?」
「ハートの6~8ある?」
「カラスのAある?」
などと、さまざまな質問により、相手の手札を探ることができます。
質問に対しては正直に答えなければなりません。
思わぬ効果を発揮するのがカラスAの柔術です。
自分がこれならば負けると思ってい出したカードが勝ったりするので、うっかりやられてしまいます。
ゲーム的には、おしぼりがほとんどのラウンドで得点を重ね、そのまま7点を獲得し、勝利しました。
次いでゴクラクテンが6点、ツチノコが3点でした。
3人用のゲームとして、重宝するのですが、なかなかとっつきにくいゲームでもあります。
というのも、ラウンドによってカードの強さが異なったり、カードの得点が異なるため、その度いちいち確認する必要があります。
ラウンド開始時に切り札が決められるのですが、そのときに出たカードにより、カードの強さが変わります。
そのため「通常ゲーム」「トップダウン」「ボトムアップ」という3パターンがあり、全部を覚えるのは至難の業です。
今回は最初の3ラウンドがボトムアップというめずらしい展開(選ばれた切り札が6の場合のみ)だったため、より以降のゲームで混乱が生じやすくなりました。
トリックテイキング好き以外には、なかなか勧めづらいゲームかもしれません。
好きな人はかなりハマると思います。
ネイションズ
続いてネイションズを3人で。
各プレイヤーの経験の度合いが、
- おしぼり:初プレイ
- ツチノコ:フルゲーム1回
- ゴクラクテン:10回近く
と差があるため、ハンデを取り入れました。
- おしぼり:Rome 族長
- ツチノコ:Greece 王子
- ゴクラクテン:Egypt 国王
族長はもらえる資源が4、国王が2と2倍の差があります。
今回はとにかく建物(青色)が出ず、資源がキツい展開となりました。
1列目にならぶカードが黄金時代(黄色)4枚と非常に偏った時代もあり、いかにして建物以外から資源を得るかということを考えなければなりませんでした。
そのため、ハンデによる差が如実に表れ、おしぼりがふんだんに資源を持っているのに対し、他2人はギリギリ何とかやりぬけるレベルで戦っていました。
「資源あまってるんだけど、どうすればいいんですかね」というセリフに煽られます。
今回わたしは、まったく軍事力を上げないという方針でプレイしました。
一応イベントに備えて軍隊(赤色)をとったりもしたのですが、結局1度も配置しないまま終わりました。
軍事力を上げないことによるデメリットは主に2つあります。
- 戦争による被害
- イベントによる被害
ただし、戦争(黒色)による被害はある程度防ぐことが可能です。
自分が最初に戦争のカードを獲得してしまえば、軍事力0という扱いになるため、被害を受けることはありません。
もし誰かに戦争を取られ、負けた場合であっても安定性が高ければ軽減することもできます。
この軽減要素が意外と忘れがちで、過去に何度か忘れていたことがあります。
そして、この戦略にぴったりの偉業がチチェン・イッツァです。
チチェン・イッツァは戦争カードを購入すると、VP1がもらえるため、戦争を防ぎつつ、得点することが可能です。
そのため、ほぼ毎ラウンド戦争を買い続けました。
このように戦争による被害はある程度防ぐことができるのですが、イベントによる被害はどうしようもありません。
これはある程度運任せとなります。
幸いにも今回のゲームでは、軍事力が低いことによるマイナスはほとんどでず、何とかうまくやり過ごすことができました。
「軍事力が高いとプラス」「安定性が高いとプラス」「安定性が低いとマイナス」というイベントが多かった気がします。
エジプトの能力を活かし、ゲーム終了時までに偉業も5つ立て切りました。
結果としては、
お 24点 / ツ 26点 / ゴ 45点
と、まったくハンデを感じさせない結果でした。
やはり経験の差がかなり大きくでますね。
中盤まで資源が豊富だったおしぼりは、時代4になるとまったく資源がなくなり、どうしてこうなったのか分かっていない感じでした。
自分もプレイするのは半年以上ぶりだったので、少しルールを確認するのに手間取ってしまいました。
しかし、一度やり始めてしまえば、カードを購入するか、配置するかくらいしかないゲームなので、割とスムーズに進みます。
ただ盤面のカードによっては、いかに効率を高めるかを考える必要があり、長考になるシーンもあります。
この日は説明込みで3時間ほどかかりました。
ゲームの度に違った展開になるので、また遊びたくなるゲームです。