引き続き前回の記事の続きです。
ラ・グランハ(La Granja)

今回が2度目のプレイとなります。
ちなみに前回のプレイやゲームの概要については、こちらの記事(ラ・グランハをプレイした感想)を参考に。
初回のプレイでは要素の多さに、なかなか感覚がつかめませんでした。
分かってきた頃には割と手遅れだったので、まったく奮わず。
プレイ後に「あれをああしておけばよかったのでは?」と、いろいろと考えていました。
前回のプレイでは、畑をまったく作らないというやり方をしてみたのですが、今回は畑と増設部を活用するという方針でやってみました。
増設部は毎ターンの収入にもつながりますし、その他にもカードの手札上限が増えるというメリットがあります。
もちろんコストはかかりますが、それ以上のメリットが大きいのではと感じていました。
そのため、今回は早めに増設部を2枚足し、手札上限を5枚にし、なおかつ毎ターンの収入も増やしてみました。
また荷車からの出荷を重視し、それにつながるような助手や建物を狙います。
しかし、完全に思惑通りにはいかないのがこのゲーム。
収入フェイズのダイス目が合わず、うまく出荷ができません。
さらに他の人の助手により、使えるダイスに制限も加わり、資材はあるものの、出荷しきれないということに。
これにより計算がくずれ、代替策として、別なものを出荷するも一歩及ばず。
結果は、62対61対60対43という接戦で、2位でした。
4人のうち1人が初プレイだったのですが、さすがの要素の多さに圧倒されていたようです。
わたしも前回そうだったので気持ちは分かります。
前回の記事を見ると自分の得点は50点だったので、かなりうまくプレイできたと思います。
それでも「あそこはあれじゃなかった」という点がいくつか思い浮かびますね。
相変わらずリプレイ欲が高まるいいゲームです。
デウス(DEUS)

Twitterでよく高評判を見かける新作ゲームです。
4人プレイで、2人が初プレイでした。
カードゲームと陣取りを合わせたようなゲームです。
手番にすることは2種類です。
1.資源を支払い、カードをプレイし、それに応じたコマをマップ上に配置
カードは6種類あり、それぞれジャンルに分かれています。
コマも6種類ありますが、1つは全プレイヤー共通の神殿となります。
コマの配置はすでに置かれている自分のコマに隣接、または同じエリアに置く必要があります。
他プレイヤーのコマが置かれているエリアには入ることができません。
また同じ種類のコマを同じエリアに置くこともできません。
カードを配置すると効果が発動するのですが、その際に、以前に置かれていた同色のカードの効果もすべて発動します。
そのため、できるだけ効率よく発動するように置く順番を考える必要があります。
ただ、もちろんその辺りはカードの引き運もあるので、なかなかうまくはいきません。
すべての効果が発動するというのが非常にコンボっぽく、うまく決まると爽快感があります。
2.カードを捨てて、その効果を得る
カードは任意の数を捨てることができます。
その際に、1番上にしたカードに応じて、さまざまな効果を得ます。
たとえば、青のカードを上にして捨てるとお金が、緑のカードを上にして捨てると資材が入ります。
6種類すべて効果が異なります。
これを繰り返していき、誰かが7つの目の神殿を建て、各自がもう1ターンをプレイしてゲーム終了です。
誰かが建てたターンに加え、もう1ターンあるため、プレイ順によってはそこから2ターンあることになります。
言語依存はありますが、アイコンで効果が書いてあるため、慣れれば文字を読まなくてもゲームができそうです。
非常にサクサクとゲームが進み、手札の引きが悪ければ全部捨てて次のチャンスに賭けるといったことも可能です。
そのため、カードの引きが悪くても、すぐに挽回することができます。
カードの効果が見えるように重ねて置いていくというところが「世界の七不思議」を思わせます。
プレイ感の軽さも、どことなく似ているような気がしますね。
また、カードをうまく揃えることに集中していると盤面が手詰まりになってしまうこともあります。
他プレイヤーのコマを通過することができないため、場合によって置くところがなくなってしまいます。
ただ、3VPを支払うことで、新たに別なエリアにコマを置くことができるので、その辺りもよく考えられています。
カードゲームの楽しさがありつつ、陣取りの醍醐味も味わえるいいゲームだと思います。
リプレイ欲も高いですね。
評判がいいのも納得のゲームでした。