先日注文したヴァレッタが届いたので、早速4人で遊んでみました。デッキ構築+陣取りが上手くまとまっており、時間もそれほどかからないので、繰り返し遊びやすいゲームです。
ヴァレッタ(バレッタ)
自分以外が初プレイだったので、ルール説明からしていきます。正確にはコンポーネントの仕分けが間に合っていない状態だったので、トークンを抜くところから始まりました。(和訳シールだけは貼っておきました)
5枚の手札から3枚を実行し、お金、木材、石材、レンガといった資源を集めつつ、それを使って建物を建てます。建物を建てると新たなカードが手に入るため、できることが増えていきます。さらに自分の山札からカードを除外することもできるので、デッキ構築でいうところの圧縮も可能です。
建物カードはゲーム開始時にすべて場に並んでいます。上下左右に自分の建物が隣接していると、コストが安くなるため、どこから建て始めるかもポイントになってきます。また、相手に取られるとまずいカードを積極的にカットしていくということもできます。
さまざまな要素が上手くまとまっており、なおかつ複雑過ぎないように仕上がっているため、ルールが飲み込みやすいです。
今回は前回やったときと違い、徹底的に圧縮する方法でやってみました。基本の資源1を取るカードをすべて除外し、デッキの回転をよくします。しかし、狙っていたカードがことごとく取れない展開で、思ったように進みません。
ようやく回り始めたころにはもう終了トリガーが引かれる寸前で、中途半端なタイミングで最終フェイズに突入してしまいます。
もちろんそこから上手くいくはずもなく、結構な差をつけられて負けてしまいました。
ヴァリアントルールについて
The Game Galleryさんでヴァレッタのヴァリアントルールが紹介されています。
⇒ Vallettaヴァリアント(The Game Gallery)
スタートプレイヤーの優位補正と2人用ルールの修正についてのヴァリアントですが、確かにスタートプレイヤーの優位補正は採用した方がよさそうです。
通常ルールでは基本資源1つずつを得てから、逆順で4つのうちのいずれかを追加資源として得るのですが、このゲームでは資源が等価値のため、どれをとってもあまり変わりません。そのため、単純に先手番の方が有利になってしまいます。
ヴァリアントルールでは、追加資源はなしで最初のラウンドはスタートプレイヤーはカードを1枚だけプレイ、次のプレイヤーは2枚だけプレイ、その次のプレイヤーから通常通りに3枚プレイとなります。この方が確かに先手の優位性がなくなりそうです。
次回遊ぶときは、このヴァリアントを採用した方がいいかもしれませんね。