この日は、メンバーが入れ替わりつつも、13時から25時まで遊びました。自分が遊びたいと思っていたゲームを遊ぶことができたのですが、さすがに疲れましたね。
ネイションズ(3人)
まだ長時間ゲームを遊んだことがない方に、いくつか候補を提示したところ、ネイションズに興味をもたれたので、まずはこちらを遊ぶことにしました。大好きなゲームなので、新たに出来る人が増えるのはうれしいところです。
使用国家はランダムで決め、ペルシャ、アメリカ、日本となり、わたしは日本担当になりました。難易度はわたしが資源2、1回遊ばれた方が資源3、初プレイの方が資源4です。
まずは最低限の軍事力を整え、建物の充実を図ります。カードバランスはそこまで悪くもなく、順調に時代ごとに建物が増えていきました。
しかし、ここで象兵が猛威を奮います。戦争により内政が崩れたところにアサシンの襲撃もあったりと、食糧がままならない状況に陥ります。
安定性を高めるのがCastleしかなく、混乱状態にならないために5つも置かなければならなくなりません。この辺りで雲行きが怪しくなります。
植民地を確保してから政体を江戸に変えようと思っていたのですが、タイミングが悪く、1つも取ることができません。政体変更でお金を増やしまくるペルシャに対抗しようとしますが、どう考えても分が悪く、後手後手の展開になります。
結果、政体は変更せず、植民地も取れずと、あまりよろしくない盤面で終了してしまいました。
得点はペルシャ33、アメリカ33、日本24の同点だったのですが、手番順の差で初プレイだったペルシャの勝利となりました。
4時間級のゲームができたので、もう大抵のものはプレイできそうですね。
センチュリー:スパイスロード(3人)
1人が予定があるので、1時間くらいのものを希望されたので、1度だけプレイしたセンチュリー:スパイスロードを再び遊んでみました。
宝石の煌きと似ている感想を見かけますが、確かに徐々にランクアップしていく感じが似ています。ただ、デッキ構築要素があったり、得点カードが山札からランダムに出てきたりと、あちらよりも緩い印象です。カードの強弱も「どう考えてもこっち取るだろ」といったものがあったりと、そこまでシビアな感じではありません。
手番で出来ることは4種類ですが、どれも難しいものではなく、直感的に理解できます。
できるだけコストが軽いものを集めて先に終了トリガーを引こうと思ったのですが、最後の1枚をカットされ、出遅れたところを逆にやられてしまいました。
結果は89対60対57で2位でした。
やるべきことが分かりやすいので、この時間帯のゲームとして結構いいのではと思います。コンポーネントの見た目もよく、ボードゲームの導入としてもよさそうですね。
ここで1人が帰宅され、別の方が2人きて、とりあえず食事休憩になりました。
トリックマイスター(4人)
最近トリックテイキング熱が高まっているので、何年も遊んでなかったものをいくつか掘り出してみました。その中の1つがトリックマイスターです。
みんなでルールカードを出し合って、それを元にトリックを行うという、かなり変わったゲームです。
得点がプラスになるか、マイナスになるかもルール次第なので、果たしてその手札がいいのかどうかも最初の段階では分かりません。
しかも、どんどんルールが変化していくため、さっきのルールと今のルールがゴチャゴチャになって混乱してしまうこともあります。
全4ラウンド遊んだのですが、最終ラウンドはみんなが変なルールを出したため、トリックに勝ったら左隣の人が獲得し、さらに右隣の人がリードして、なおかつ右隣の人が獲得したポイント分をマイナスして、なおかつ最終得点はプラスマイナスが逆転するという、もはや誰を勝たせればいいのかも分からないようなルールになりました。
決してガチガチに遊ぶゲームではないので、かなりパーティーゲーム寄りのトリックテイキングです。
インシディアス7(4人)
こちらも何年も遊んでいなかったトリックテイキングです。
5スート、0~7の合計40枚のカードを使用します。
マストフォローですが、フォローできるのは色か数字です。数字でもフォローできるというのがミソで、これにより通常のトリックテイキングでは起こらないような展開が起こります。
さらにラウンドによって規定枚数を隣の人に渡したり、ビッドがあったりと、割と盛りだくさんなルールになっています。
トリックを始める前にビッドをするのですが、これもまた特殊です。
ビッドは自分が何回勝つかを予想するのですが、手札を使わなければなりません。そのため、手札にビッドした数字がなければ、他の数字でビッドする必要があります。さらに一斉公開したときにみんなが出したカードの合計値が7になると、そのカードを脇に置いて、別のカードでビッドしなければならないというルールもあります。
そのため、これが連続して出てしまうと、どんどん不本意な数でのビッドが強いられます。
ちなみにビッドに使用したカードは再び手札に戻るので、行うトリック数は変わりません。ただし、それによりある程度の情報が漏れてしまいます。
数字でもフォローできる、というのがなかなか慣れず、思わぬところで勝ったり負けたりが起こりました。また、インシディアス7ではビッドが正解しないことにはいくらトリックを取ってもプラスにならないので、なかなか得点が伸びません。
結果、全7ラウンド行い、13対6対1対-1という、なかなかの差がつきました。
これはかなりクセの強いトリックテイキングですね。
GENTES(3人)
1人が帰られたので、残った3人でGENTESで遊びました。
全員が1度プレイ済なので、ルール説明抜きで、いきなり始めました。
前回はルールにある初期セットを用いたのですが、今回は本来のルール通り、順番に選んでいくというやり方を採用しました。
今回やってみて強いと思ったのが、カードをプレイしたときに、ボード上のキューブがなくなる効果です。1人のプレイヤーがこのカードを何枚もプレイし、かなりアクション数のアドバンテージがつきました。
わたしは無難に同じアイコンがついたカードを狙って、ボーナス点を稼いでいたのですが、手番が足りず、8枚プレイに届きませんでした。
終わってみると124対102対83と各自で20点くらいの差が出来ました。
前回に比べてプレイの効率はよくなったと思うのですが、ボーナスが取りきれなかったこともあり、得点はわずかに減ってしまいました。どういったやり方が強いのか、まだまだいろいろ試してみたいですね。