この日は初めのうちは2人だったので、普段はなかなか遊べない2人ベストのゲームを遊んでみました。夜から2人が合流し、4人でヘヴン&エールを遊びました。
カシュガル
2~4人用のゲームですが、ベストは2人です。
デッキ構築のようにカードを増やしていくのですが、必ず手前にあるものから順番にプレイしていかなければなりません。お互いのデッキはすべて公開されているので、非公開情報はありません。
テキスト効果が多いので、日本語化した方がプレイしやすいです。
25点が目標点数なのですが、得点トラックがあるわけではなく、しかもプレイ中に頻繁に増減するので、その都度数えなければなりません。
アクションの仕方が独特ですが、一度プレイすると、すんなり理解できるルールです。
カードの引き運はありますが、お互いに好きなことをしても、そこまで差がつかないので、思い思いのプレイングが可能です。
1プレイも40分程度のため、繰り返し遊びやすいです。
グランドオーストリアホテル
もともと好きなゲームで3人・4人で遊んだことはあったのですが、初めて2人で遊んでみました。なるほど、これは確かに2人ベストと言われているのも納得ですね。
グランドオーストリアホテルでは手番で1アクションずつ行っていくのですが、その順番がいわゆるカタン方式になっています。そのため、1・8、2・7、3・6、4・5とアクションを実行するので1番手の人は1アクションしてから、かなりのダウンタイムが発生します。
しかも、次の自分の手番になるまでにダイスの数が変わってしまうため、次に何のアクションをするかを決めづらいです。さらにフリーアクションもあったりで余計に時間がかかってしまいます。
多くのボードゲームの場合、「もっと人数がいた方が面白そう」というケースが多いのですが、グランドオーストリアホテルは2人でも全然面白さが損なわれませんでした。むしろ手番がすぐくるので2人の方がテンポよく遊ぶことができます。
1回目はスタッフカードをランダムで、2回目はスタッフカードをドラフトで、ボードは2回とも共通面で遊んでみたのですが、非常に面白かったです。
2回とも全然4の目がでなく、終始お金がカツカツの苦しい展開でした。
これはまた2人で遊びたいゲームですね。
または3人で遊んでみて、どれくらいプレイ感が違うか確かめてみたいです。
ヘヴン&エール
夕食をはさみ、ここからは4人で遊びました。
ネットでの評判がとてもいいので、早速遊んでみました。ビールを造っている感覚はないですが、独特な得点システムに新鮮さを覚えます。
また、後になるほど有利になるものの、タイミングが悪いと決算できなくなってしまうシステムはカッラーラの宮殿を思わせます。
ただ、プレイ中の得点の見通しが悪く、誰が勝っているかもパッと見分からないため、経験がものを言うのは間違いなさそうです。1回目と2回目ではかなり意味合いが違ってくるので、経験差がある人同士で遊ぶと得点がだいぶ離れそうです。
良作だと思うのですが、正直なところ、この前に遊んだグランドオーストリアホテルが面白すぎて霞んでしまいました。