ローゼンベルクの新作ワーカープレイスメントのヌースフィヨルドを4人で遊んでみました。その後、多少時間があまったので久々にクニツィアのロンドを遊びました。
ヌースフィヨルド
漁業をテーマにしたワーカープレイスメントです。
さまざまな特殊効果がある建物を建てたり、自分だけのアクションスペースになる長老を招き入れたり、株を発行したりして、勝利点を集めることを目指します。
建物は3種類のデッキがあり、ゲームごとに1つのデッキを使います。さらにそれぞれのデッキはA、B、Cの3種類のカードに分かれています。AとBは最初から場に並んでいますが、Cはゲーム途中で手札に加わります。
Cの建物の多くは条件達成型のボーナスで「○○すれば○点」といったものが多いです。しかし、ゲームの途中で手に入るため、ゲーム開始時の指針にはなりません。また保持できるラウンドも限定されており、一定のラウンドが過ぎると他のカード同様、場に並び、全員が建てられるようになります。
これがなかなか曲者で、中には「そうと分かっていれば、そっちを重視してやっていたのに」となることも少なくありません。
今回はHデッキを使い、わたしは漁獲量に関するボーナスを完成させるため、船の建設を重視してプレイしました。そのため、建設コストを安くする長老を招きます。
株は一般的なゲームと異なり、価格は上下しません。ただ、所有していると配当として魚がもらえます。未発行のまま所有しているとマイナスになるため、できれば発行しておきたいところです。
未使用スペースをなくし、船も建てるだけ建てたものの、それほど得点は伸びませんでした。テーマに反して、船をまったく建てなかったプレイヤーに負けていました(笑)
資源の種類が少なく、アクションスペースもそれほどないのですが、十分に悩ましいゲームです。4人以上で遊ぶ場合は、コピーのアクションスペースがあるので、シビアさが減り、遊びやすいかもしれません。
ロンド
クニツィアによる厚手のタイルが特徴のゲームです。
手番では置けるだけのタイルを置いてタイルを1枚補充するか、置かずに2枚引くかのどちらかを選びます。
マスの色に対応したタイルを置くのですが、面白いのが同じマスに重ねて置くことができるところです。たとえば赤4のマスに赤タイルを3つ重ねて置くと4×3で12点が入ります。
もちろんタイルの引き運に左右されるところですが、こういった一挙大量得点があるため、逆転のチャンスが多いです。
10点以下は取らないと豪語していたプレイヤーが順調に得点を伸ばし、みんながそれをまねて貯めてから置く展開になりました。しかし、十分なアドバンテージを確認したところで、先ほどのプレイヤーがこまめに点を取り始め、そのまま灰色のマスが終わってゲーム終了になりました。
以前2人で遊んだことはあったのですが、4人の方が楽しかったですね。
簡単なルールでなかなか盛り上がります。