カードがメインの文明系ゲームのプログレスと対戦型デッキ構築のヒーローレルムズをプレイしました。
プログレス
カードをプレイしていくことで文明を発展させていく1~5人用のゲームです。
スキルがあがることで、一手番に行えるアクション数、手札上限、引けるカード枚数が増えていきます。
テックツリーが用意されており、「これを建てているとこれを建てることができる」というつながりが、ずっと続いています。
効果自体は弱いものの、プレイしておくと後が楽になるカードなどもあり、どこを優先していくかでプレイングが変わってきます。
テキスト効果はなく、すべてアイコンで効果が分かるようになっています。
また、相手プレイヤーを攻撃する要素などもないので、邪魔されることなく、自分の文明を発展させることができます。
序盤は地ならしといった感じで、ほとんどアクションができません。アクション数は2で、カードを1枚プレイして、ドローして終わりといった感じなので、じわじわと展開していきます。
アクション数が増えてくると、選択肢が増え、カードをどの順番で出すのかを考える必要がでてきます。また、大きな得点源となるパワーボードの順位もしっかり見ておかなければなりません。
基本ルールでは時代3で終わりなのですが、拡張ルールだと時代4まで続きます。さらに人物カードやマイルストーンカードなどが増え、よりゲームが複雑になります。
決して派手な展開のゲームではありませんが、コツコツと積み重ねていくのが好きな人にオススメのゲームです。
ヒーローレルムズ
相手のライフを0にすることを目指すデッキ構築です。
10枚の初期デッキだけが決まっており、あとは山札からめくられるカードを購入して、デッキを作っていきます。
ゲームの流れは一般的なデッキ構築で、カードをプレイしてお金の分だけカードを購入、あとは攻撃値の分だけ相手にダメージといったことの繰り返しになります。購入したカードは捨札に入り、山札が切れたらシャッフルというお馴染みの流れなので、ドミニオンなどを遊んだことがあれば、すぐに遊ぶことができます。
テキスト効果もありますが、そこまで種類は多くなく、属性によってだいたい効果が決まっているので、初回でも戸惑うことはないです。山札からめくったときに効果を説明すればいいので、事前にすべてを確認するという準備も必要ありません。
どういうデッキになるかはめくり次第なので、遊ぶ度に違ったデッキになります。
カードをプレイするのにコストがかからないため、後半になると展開が派手になります。初期ライフ50に対して、20ダメージ以上与えたり、20以上回復したりするので、一発逆転も十分にあります。
1対1以外にも3人・4人のバトルロイヤル、2対2、3対3のチーム戦など、さまざまなルールがあり、これ1つあればいろいろ遊べるお得なゲームです。