以前は毎週のように遊んでいたメンバーと、4ヶ月ぶりに集まってボードゲームをしました。
プロジェクトL
最近話題なので、とりあえずプロジェクトLからスタートしました。
パズルと拡大再生産を組み合わせたゲームで、パズルをクリアすることで、新たなピースが手に入り、さらにそれを使って新しいパズルをクリアしていきます。
そうして黒いパズルの山札が補充できなくなったら、一巡してゲーム終了です。
前回2人で遊んだときと勝手が違い、4人だとパズルの減りが早いです。また、途中でなくなってしまうピースもあるため、よく考えて獲得していかなければなりません。
わたしはまずピースを増やそうと、得点が低いパズルをクリアしていたのですが、思ったよりも早く終盤になってしまいました。結局、そのままピースを活かすことができず、最下位で終わってしまいました。
ルールが分かりやすく、やることも明確なので、これからの定番になっていきそうです。
マクロミクロ:クライムシティ
大きい紙で遊ぶウォーリーを探せのようなゲームです。
お題のカードがあり、それに当てはまるようなイラストを探します。
面白いのは、紙の中でストーリーができあがっている点です。同じキャラクターが何体も描かれており、ここで自転車に乗り、この道を通って、ここに行ったという一連の流れが分かるようになっています。
クライムシティというタイトルにある通り、犯罪を解明していくようなお題が多いため、ルールが簡単な割に大人向けの内容になっています。
お題を探そうとしている中で、いろいろなシーンが見つかるため、「これは後のお題で使われそうだな」と何となく分かるのも面白いです。
トリックテイカーズ
全員が異なるキャラクターを選び、描かれた勝利条件を目指すトリックテイキングゲームです。
一般的なトリックテイキングは、できるだけ多くトリックを取るか、できるだけトリックを取らないかが目的ですが、こちらはさまざまな勝利条件が混在した状態でトリックテイキングを行います。
1ラウンドは5トリックで、獲得トリック数が単独首位だと王冠トークンをもらえます。この王冠トークンを2つ集めるのが勝利条件の1つです。また、1トリックも取らないと黒王冠トークンがもらえます。これを3つ集めるのも勝利条件の1つです。
ただし、優先度は王冠にあるため、単独首位を取り続けた方がゲームに勝ちやすいです。王冠を誰も満たせなかったら、黒王冠で勝てるといった感じです。
さらにそれよりも優先されるのがキャラクターごとの勝利条件です。中には条件を満たすことで3ラウンドが終わる前に勝ってしまうキャラクターもいるため、常に油断ができません。
わたしが最初に使っていたのはハーミットというキャラクターで、手札をプレイする前に山札から1枚引いて交換することができます。普通のトリックテイキングではまずお目にかかることがない効果です。
これを上手く使って、できるだけフォローしないようにカードを出していき、とにかく負け続けました。
上手いこと1位がぶつかって王冠が取れなかったこともあり、わたしが黒王冠3つで勝つことができました。
2戦目は拡張キャラクターを入れたため、さらに混沌としたゲームになりました。中には獲得したカードで役を作るという、まったく違う目的でゲームをするキャラクターもいます。
今度はどっちつかずの展開で3ラウンドを迎えてしまったため、逆転要素があるレジスタンスを選びました。
レジスタンスは5トリックのうち1回だけ、革命を宣言することでカードの強さを逆転させます。このときに黒のカードでトリックを取ると、それまでの得点に関わらず、ゲームに勝利することができます。
通常ルールでは黒のカードは切り札扱いのため、他の3スートよりも強いです。しかし、革命時は他の3スートよりも弱くなってしまうため、勝つには絶妙なタイミングが問われます。
確率はかなり低いのですが、まさかの黒いカードでリードが来て、全員がフォローをして、わたしが黒1を出して勝つことができました。
これはかなり盛り上がりました。
手札5枚ということで山札がかなり残るため、いわゆるトリックテイキングなコントロールはあまり効きません。いきなりスート枯れということもあります。
そういった状況の中で、キャラクターとの相性を考えながら、最適解を目指すのが面白いゲームです。