それなりにボードゲームについての知識はあるつもりでしたが、まだまだ聞いたことがないゲームがいろいろあるなぁと感じた日でした。
チップ・チップ・フラー
まずは軽いものをということで、チップ・チップ・フラーで遊びました。
支点がついたプレートを使い、チップを弾いてボードに入れるのですが、力加減がなかなか難しいです。何回かやってコツがつかめたかなと思ったのですが、再び全然入らなくなり、どんどん失敗が続きます。
ロボットを移動させてチップを取ることが目的なのですが、結局ペナルティでわたしのチップはなくなってしまいました。
ダイスを振らないボードゲームはいくつかありますが、ロボットを被せて転がすのは初めてです。
フランチャイズ
リクエストがあったので持参しました。
4人プレイで、わたし以外が初です。少し間が空いたら結構ルールが抜けていて、プレイ中にいくつかを思い出す始末でした。
2回目のプレイでしたが、早めにボーナスタイルを使ってしまった方が有利に展開するのではという気がします。積み重なることで、4点以上の価値があることが多いです。
リメイク作品ということで、目新しさはないですが、じっくり楽しめるゲームです。
がんばれカメくん
まったく知らない作品だったのですが、だいぶ印象に残りました。
5色のカメをカードをプレイすることで進めていきます。非公開情報として、各自が担当しているカメがいるため、バレないように1位でゴールさせることを目指します。
カードは色+歩数で、1~2歩進むか、1~2歩戻るくらいで、特殊効果などはありません。たったこれだけの要素なのですが、実際に遊んでみるとジワジワとした面白さがあります。
派手な面白さがあるわけではないですが、なぜか心に残るゲームでした。
はたらけ!ノーミン
仙台のゲームサークルであるラブリー会が手がけるゲームです。
いろいろとツッコミどころが多いビジュアルなので、写真掲載は控えます(笑)
四角に配置されたカード上を移動させ、種を巻き、収穫していくゲームです。これだけだと農業系のゲームの感じがしますが、ギャンブルでお金を失ったり、畑が燃やされたりと一筋縄ではいきません。
途中まで上手くお金を稼げていたのですが、結局ギャンブルですべてを失って終わりました。
宝石の煌き
定番ゲームですが、まだ遊んだことがないという方がいたので、まずは基本セットで遊んでみました。
シンプルな拡大再生産で、カードを増やしていくことで、どんどんコストが軽減されていくためカードが獲得しやすくなっていきます。特殊な処理もなく、盤面と周りの状況を見ながら、いかに効率良く得点を稼ぐかを追求していきます。
基本を1戦したところで、今度は拡張を入れてやってみました。
使用したのは東洋です。
宝石の煌きの拡張には4種類の要素が入っており、混ぜて使うのではなく、どれか1つだけを使うようになっています。
東洋では、新たな得点カードとして、すでに獲得している宝石のコピーとして使える袋や使い捨てでゴールドトークン2枚分になるカードなどが増えています。また、基本ではなかった宝石2個分の価値があるカードも加わっています。
そこまで大きな変更要素でもないので、基本を遊んだことがあれば、すぐに楽しめる拡張です。
勝利条件も基本と同じく15点なので、手持ちのカードを増やしつつ、貴族を獲得していくのがオーソドックスなやり方ですね。
久しぶりに遊びましたが、ファンが多いのも納得の面白さです。今から手に入れてもいいかなぁと思うのですが、拡張ごと買うとなるとなかなか踏み切れないところです。
大勝負
隣のプレイヤーと株価を動かす手札を共有している株ゲームです。
どの株が上がるかというのは、情報がある程度見えているため、それを基にして儲かりそうなところに投資していきます。
面白いのが寄付のシステムで、寄付金がもっとも少なかった人はゲームから脱落してしまいます。そのため、ある程度の寄付が必要になるのですが、もちろん寄付したお金は自分の所持金ではなくなるため、できるだけ出費を抑えたいところ。
そのため、他のプレイヤーの動向を窺いつつ「これくらいで大丈夫だろうか」と寄付していくのが面白いです。
寄付の金額は前半と後半の最後に公開されるのですが、前半でもっとも寄付していた人が後半では最低金額になっていて、みんなが驚きました。
手札を共有しつつも味方ではないため、相談できないところが独特ですね。
ボトルインプ
1人が一時的に抜けたため、3人でボトルインプを遊びました。
マイナスになるボトルを押しつけ合うトリックテイキングゲームです。
ボトルの下にあるカードよりも小さい数字を出すと、ボトルの所有者が移動します。最後までボトルを持っているプレイヤーは獲得したトリックの点数が0点になり、さらに最初に1枚ずつ埋めたカード分だけマイナスになります。
最初に両隣に1枚ずつカードを渡すのがポイントで、この情報が分かっていることで、上手いこと相手を陥れることができます。
今回、3人中1人だけが初プレイだったのですが、その方が無類の強さを発揮し、6ラウンド終わったところで大差がついてしまったので、その人の勝ちということで終わりになりました。
好きなゲームではあるのですが、なかなか勝てないゲームでもありますね。