チップチップフラーはテコの原理でチップを飛ばす2~4人用のゲームです。ロボットの中にはダイスが入っており、中身が見えない状態で移動させます。チップを獲得する際は、ロボットを取り上げダイスの目で競います。作者はカタンで有名なクラウス・トイバーです。
チップ・チップ・フラーについて
ボードの上の好きなマス2つにプレイヤーカラーのダイスを置き、その上からロボットを被せます。ロボットは後ろにチップが差し込めるようになっています。初期状態では1枚ずつが刺さっています。
手番では、教授の板にチップを乗せ、一本指で端を押し、チップをボードに投げ入れます。もし、3回やってもチップがボード上に乗らなかった場合、ペナルティとして自分のロボットが持つチップを1つ失います。
ボードにチップが乗ったら、今度は移動です。
手番プレイヤーから順番にロボット1つを直進させます。この際、中のダイスが見えないように気をつけましょう。
複数のロボットがチップに隣接したら、同時にロボットを持ち上げてダイスの目を比べます。この際、ロボットに刺さったチップの枚数がダイス目に加算されます。もっとも合計値が多かったロボットがチップを獲得して、背中に差し込みます。
合計値が同じだったらそこから一方向に好きなマスだけ進めて、再び同じマスに戻ってきてから数を比べます。
4つのチップが差し込まれたロボットはクリアとなってゲームから除外されます。
これを順番に繰り返し、最初に2つのロボットをクリアしたプレイヤーの勝利です。
チップを飛ばすアクションゲーム
見た目から分かるように、どちらかというと小さな子供向けのゲームです。
テコの原理を利用して、1本指でチップを入れるのですが、これがなかなかどうして難しいです。ボードまで届かなかったり、ボードを飛び越していったりと、思いの外ちゃんとボードに着地しません。
ダイスの目がいくらなのかを覚えておくのも重要なのですが、移動させるとぐちゃぐちゃになるので、ほとんど予想がつきません。
今回は4人で遊んだのですが、他の人がどんどんチップを増やしていく中、わたしはなかなかチップをボードに乗せることができず、最終的にはチップがなくなりました(笑) 思ったよりも力加減が難しいです。
チップの入れ方以外は特に難しいところもなく、運要素もだいぶ強いです。チップを差せば差すほど有利のため、一度差がつくとほとんど逆転は無理ですね。
どちらかというと見た目のインパクト重視のゲームです。