宮城県大崎市で行われた第15回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのボードゲームのオープン会です。
第15回大崎ボードゲーム会について
2021年07月11日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上で宮城県在住の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームから連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は400円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ハピエストタウン
2~4人用の街を発展させていく拡大再生産のゲームです。
手番ではまず収入をもらい、その後、任意の数のカードを捨てて、手札の補充を行います。あとはコストを支払い、場にあるカードを1枚手元にプレイします。
自分が建てた建物によって条件を満たせば、追加点が入るインフラカードが1枚もらえます。
子供でも遊べるお手軽な拡大再生産のゲームです。建物はテキスト効果などもないため、初見でも分かりやすいです。
カードに描かれた「幸福度×人口」が得点になるため、どちらもバランスよく集めていく必要があります。
太陽と月の王国
手札を先に出し切ることを目指す、ゴーアウト系のカードゲームです。
非公開の手札と自分の前に並んでいる場札の2種類があり、両方のすべてを出し切る必要があります。
先に出されたカードよりも強いカードを同じ枚数出すか、場にあるカードと同じカードをつけたすかしていき、手札を減らしていきます。
同じ数字が4枚場に出ると、革命が起こり、カードの強さが逆転します。
誰かが手札をなくせば終わりではなく、最後の1人が残るまでゲームが続きます。残った1人はライフが減ります。
これを繰り返して、ライフがなくなった人の負けです。
場にあるカードに付け足しができるため、革命が頻繁に起こります。カード構成も独特なため、ちょっと変わった大富豪が遊んでみたい人におすすめです。
妖怪セプテット
4人だったので、2対2のチーム戦を行いました。
ラウンドの終了条件が変わっていて、
- どちらかのチームがボス妖怪カードを4枚以上獲得
- どちらかのチームが7トリック獲得
- プレイヤーの手札がなくなる
このうち、どれか1つを満たすとゲーム終了です。
ボス妖怪を獲得すれば勝ちなのですが、その前に7トリック取ってしまうと負けてしまいます。
この勝ちすぎてもダメというルールが絶妙で、1トリックごとに取った方が良いのか、取らない方が良いのかの葛藤があります。
カード構成も変わっており、7スートもある上、それぞれ数字の構成も違います。
チーム戦のトリックテイキングを遊んでみたい人におすすめです。
ドキッと!アイス
引き続き、トリックテイキングゲームです。
こちらは1人3トリックまでしか取ることができず、4トリック取ってしまうとゲームから脱落します。
トリックの勝敗の決め方に特徴があり、トリックの中に1スートしかなければもっとも大きい数字の勝ち、2スート以上が出ているともっとも小さい数字が勝ちます。
取りすぎてしまうとアイスが崩れしまうというテーマを上手く活かしたトリックテイキングゲームです。
キャピタルラックス2
4種類の特殊効果を利用して、得点を伸ばしていくゲームです。
手番では共通の場である首都か、自分のホームベースのどちらかにカードをプレイします。ホームベースのカードが得点になるのですが、首都に置かれた合計値を越えてしまうと得点になりません。
そのため、上手く得点が取れるように首都にカードをプレイしていく必要があります。
また、首都にカードをプレイすると、カードごとに特殊効果があるため、それにより一筋縄ではいかないようになっています。
カード効果はゲームごとに固定なのですが、カード4種類にそれぞれ4つずつ効果があるため、256パターンのゲームを遊ぶことができます。
効果によってやり方も大きく変わってくるため、遊ぶたびにいろいろな発見がありそうです。
NEOM(ネオム)
自分の都市を発展させていくドラフトゲームです。
世界の七不思議などと違い、カードではなく、タイルなのが特徴です。獲得したタイルを個人ボードに配置するのですが、置き方に制限があったり、並べ方で減点があったりするため、パズル要素があります。
個人ボードは5×5マスあるのですが、ゲームは3世代7枚ずつのため、タイルは21枚しか獲得できません。
そのため、必ず空きマスができるようになっています。
隣に置くとマイナスになるようなタイルもあるため、空きマスを上手く利用していく必要があります。
また、両隣ではなく、どのプレイヤーからでも資源を購入できるのもめずらしいです。ただし、席が遠いほど、追加コストがかかるようになっています。
馴染みのあるゲームで、初回からでも遊びやすいです。
ドラフトが好きな人、タイルのパズルが好きな人におすすめです。
ビヨンド・ザ・サン
宇宙文明時代の派閥となって、科学を研究したり、経済を向上したり、他の星を植民地化したりしていくワーカープレイスメントです。
アクションスペースがテックツリーになっているため、前の科学を研究していないと先のスペースが使えないようになっています。また、先のアクションスペースは研究されたときに決まるため、かなり運要素があります。
要素はそこそこ多いですが、多くの人に好かれそうなゲームでした。まだ日本語版などの予定は発表されていませんが、そのうち出そうな感じがします。
第15回大崎ボードゲーム会の感想
今回は初めて使う研修室でした。いつもは会議で使うような長机を合わせているのですが、今回は実習室のような部屋で机が大きかったため、合わせる必要がありませんでした。
こういった時勢のせいか、今回はいつもより少なめの9名の参加で、初参加の方などはいませんでした。
次回は8月15日(日)の開催予定です。