レガシーコードはTRPGのようにダイスでイベントを解決したり、戦闘を行ったりする1~4人用のゲームです。シナリオが用意されており、それを読み上げていけばいいのでGMは必要ありません。シリーズとしてレガシーコード:日蝕の物語もあります。
レガシーコード-月の物語-について
書き込む必要があるため、ペンや紙が必要です。
ダイス2個はコンポーネントとして入っています。
各プレイヤーは担当する武器を決めます。これにより職業やスキルなども同時に決まります。各キャラクターには攻撃、防御、回避、神秘という4つのパラメーターとHPがあります。これらの値はゲーム中に増減するため、ペンで書き込んだり、消しゴムで消したりする必要があります。
MAPシートにシナリオカードを裏向きで配置します。MAPシートには矢印が書かれており、どこからどこに移動するかが分かります。
- シナリオカードを読み上げる
- イベント・戦闘の解決(ダイス判定)
- クリア後の処理
- 移動して次のシナリオへ
誰かのHPが0になると失敗で、スタート地点まで戻されます。3回失敗するとゲームオーバーです。
マルチエンディングのため、いずれかのエンディングまでたどり着ければゲーム終了です。
お手軽なダークファンタジーTRPG
箱の見た目はPSVITAのソフトっぽいです。
シナリオが用意されており、キャラクターを作成する必要もないので、すぐに遊び始めることができます。シナリオを進むたびにキャラクターが強化されるため、成長要素もしっかりあります。
判定はダイスのため、運要素はありますが、スキルなどを駆使することでギリギリ対処することが可能です。(もちろんダメなときはダメですが)
今回は4人で遊び、開始から終了まで80分ほどでした。結果は1回だけ失敗して、エンディングまでたどり着くことができました。
簡易的なシステムなので普段からTRPGを遊んでいる人にとってはあっさりしすぎているかもしれません。オリジナルのダークファンタジーで、シナリオ上さまざまなキャラクターが登場するため「あれ?これって誰のことだっけ?」となることもあります。
また、マルチエンディングといっても大まかな流れは同じため、繰り返し遊ぶようなゲームではありません。1度遊んだらGMとして他のプレイヤーと遊ぶのはアリかもしれません。
謎解き系のゲームをいくつか遊んできたこともあり、そこまでインパクトはありませんでした。お手軽にTRPG風なものを遊びたい人にはいいかもしれませんね。