ザ・クルー 深海に眠る遺跡は、2~5人用の協力型トリックテイキングゲームです。前作のザ・クルーは宇宙が舞台でしたが、今作では深海が舞台になっています。独立した内容になっているため、今作から遊んでも問題ありません。
ザ・クルー 深海に眠る遺跡について
カードは4スートが1~9、切り札スートが1~4の合計40枚です。デザインが異なるだけで、カード構成は前作と同じです。
前作では課題ごとに何をすべきかが決まっていましたが、今作では難易度に合わせてタスクカードを引くようになっています。
タスクカードには「最後のトリックを取る」「最初のトリックだけを取る」「他の人よりも少なくトリックを取る」といった内容が書かれています。
課題ごとに難易度が設定されているため、それに合わせてタスクカードを引きます。そのため、かなりバリエーションが増えました。
また、人数によっても調整されるため、前作よりも人数による難易度の差がなくなっています。
基本的なルールは同じなので、前作を遊んだことがあれば、すぐに始めることができます。
協力型トリックテイキングの続編
タスクカードの組み合わせの妙があるため、前作よりも課題のバリエーションが豊富です。難易度が上がるほど、タスクカードの数も増えていくため、より達成するのが難しくなっていきます。
今回は3人で遊んでみました。全員、前作を経験済みなので、10番目くらいの課題からやってみました。
最初は割とスムーズにクリアできたのですが、課題12で引っかかりました。
課題12は「ピンクと切り札ではリードしてはならない」という条件です。
シンプルな内容ですが、なかなか厄介でした。どうしても最後にピンクが残ってしまい、何度もミッション失敗してしまいました。手札運によるところが大きく、誰かがピンクを多く持っていると、クリアはかなり難しいです。
一旦、諦めて次の課題に移ったのですが、そちらは無難にクリアできました。
前作のほうがしっかり課題が決まっていたため、シビアな印象が強いです。今作はバリエーションが豊富になった分、よりライトに遊べるようになった印象でした。
また、前作のミッションカードは通常のカードを小さくしただけなので、言語依存はありませんでしたが、今作のタスクカードはすべてテキスト(アイコンも併用)なので、言語依存が高くなっています。
そのため、原語版よりも日本語版で遊ぶのがおすすめです。
タイトル | The Crew: Mission Deep Sea |
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発行年 | 2021年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
デザイナー | Thomas Sing |
BGGリンク | The Crew: Mission Deep Sea | BGG |