ワイナリーの四季は1~6人用のワイン造りをテーマにしたゲームです。このゲームには1人で遊ぶためのオートマカードが用意されています。今回は通常ゲームと、ソロプレイとの違いと、実際に遊んでみた感想について紹介します。
ワイナリーの四季 ソロプレイの遊び方

準備
2人用とほぼ同じです。
変更点として、ブドウ/ワインマーカーを起床計画表の各段に1個ずつ置いておきます。また、オートマ用のワーカーを1色用意しておきます。
オートマカードをまとめてシャッフルし、オートマの山として置いておきます。
ゲームの終了と勝利条件
オートマ(仮想敵)を相手に2人用ゲームを行います。
7ラウンド行い、得点が多い方の勝利です。オートマは20点固定です。
ゲームの流れ
ラウンド開始時、マーカーが残っている段にニワトリトークンを置きます。そこにあったマーカーはボーナスアクションとして使うため、手元に置いておきます。
起床計画表は7段あるため、すべてのマーカーを取ると最終ラウンドになります。
ボーナスアクション
ワーカーを配置する際に、トークンを1個消費すると、そのアクションエリアのボーナスの効果が得られます。
夏フェイズと冬フェイズに開始時にオートマカードを1枚公開します。
夏フェイズならば緑と黄色、冬フェイズならば茶と青を参照し、該当するアクションエリアにオートマのワーカーを置きます。オートマは資源などを獲得することはなく、単にスペースを埋めるだけです。
年末フェイズには自分とオートマ、すべてのワーカーを回収します。
7ラウンドを行い、オートマよりも勝利点が多ければゲームに勝利します。
難易度調整
オートマと対戦する際は、5段階の難易度から選ぶことができます。
超イージー | 8ラウンドを行います。 同じ起床計画表の段が選べるようになり、そのたびボーナスアクショントークンも得ます。 |
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イージー | 3点からゲームスタートします。 |
通常 | 変更点なし。 |
ハード | オートマによってワーカーを置く際、ワーカーが2個未満ならばさらにオートマカードを引きます。 |
超ハード | オートマの得点が23点になり、ハードと同じ処理を行います。 |
1人でワーカープレイスメント

変更点はオートマカードによって先にアクションスペースがふさがれるくらいで、あとは通常のワイナリーの四季とほとんど変わりません。先にふさがれてしまう分、ボーナスアクションが行えるようになっています。
今回は通常レベルでやってみました。
ソロ用のルールを読みながら遊び、1プレイ40分ほどでした。結果は22対20で何とか勝てました。
ワイナリーの四季では夏のアクションエリアと冬のアクションエリアがあり、どちらに何個のワーカーを使うかはプレイヤー次第です。
オートマの場合、カードのめくりによるので、ワーカーの数もかなり上下します。夏と冬、それぞれに2個ずつ置かれる場合もあれば、夏だけ1ワーカーで冬はなしといったことも起こります。
そのため、なかなか運要素が強いです。
親方コマがあるため、1回はふさがれてしまったアクションができるのですが、やりたいアクションを2つふさがれてしまうと、片方は諦めなければなりません。
今回は最終ラウンドの冬に醸造と出荷がふさがれてしまいました。出荷のアクションを選んだため、注文カードとブドウをあまらせたまま、ゲーム終了になってしまいました。
ワイナリーの四季には、さらにキャンペーンモードも用意されています。8つのステージを連続してクリアしていくモードで、各ステージごとにさまざまな条件が加わります。ソロプレイに興味がある方は、ぜひそちらも遊んでみてください。
