マンハッタンは2人~4人用のビルを建てていくゲームです。ボード上にある世界の六大都市に対応したエリアに1~4階までのビルパーツを置いていき、ビル王になることを目指します。
マンハッタン(Manhattan)について
ゲームボードには3×3マスのエリアが6つあります。
ラウンドの開始時に、そのラウンドでどのビルパーツを使うかを決めます。これはスタートプレイヤーからひとりひとつずつ順番に決めていきます。24個のビルパーツを6個ずつ4ラウンドに分けて使うため、すべてのパーツをどこかで使わなければなりません。
手番では9マスの中のいずれかのエリアが書かれた建設カードを出すことで、ビルパーツを配置します。カードは向きが決まっており、逆さまに使ったりすることはできません。カードを出して配置したならば、手札を1枚補充します。
もし置こうとしている場所に他のプレイヤーのビルパーツが置かれている場合、それを置くことでそのビルの中のトップになることができるならば置くことができます。(トップタイでも可です)
たとえば、相手のビルパーツが4階分置かれていたとします。この上に置くことができるのは、自分の4階のビルパーツだけです。それより低い階だと相手に負けてしまうので置くことができません。
そのため、どのタイミングで、どのビルパーツを使うかのタイミングが重要になってきます。
6個のビルパーツすべてを置いたらラウンド終了です。
ラウンド終了時の得点計算は以下の3つがあります。
- すべての都市の中で最も高いビルの一番上にビルパーツを置いているプレイヤー 3点
- それぞれの都市で最上階が自分の色になっているビルが一番多いプレイヤー 2点
- すべてのビルで最上階になっていれば1棟につき1点
これを4ラウンド繰り返し、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
どこでどの程度張り合うか
どのエリアでどの程度他プレイヤーとぶつかるかがポイントです。できれば相手とかぶらないように置いていくのが好ましいですが、あなたがリードしていればみんなが邪魔してきます。序盤からリードしていると、みんなから集中攻撃を受けやすいので、あまり目立たないように動くのがいいかもしれません。
ビルパーツの乗せ合いになってしまうと、他のエリアに置けなくなってしまうので、結果として得点が下がってしまうことになります。しかし、途中で引くのも気分的にいいものではありません。そのためますますビルは高くなっていきます。
どこに置けるかは手札運が関係してくるので、張り合おうと思っても張り合えないことも多いです。
戦略と運のバランスがよく、ボードゲーム初心者にもおすすめできるゲームです。
ビルがどんどん高くなっていくので、見た目にも楽しいです。
ビルパーツを配置する際はストックから持ってこないように、そのラウンドで使うものと離して置いておきましょう。