火星を開拓する人気のボードゲーム、テラフォーミングマーズの新しい拡張の日本語版が発売されました。そのうちのプレリュードについて、カードの誤訳があるようなので、これからプレイする人に向けてまとめておきます。
テラフォーミングマーズ プレリュードについて
プレリュード・カードはゲームの準備の際に配られます。
セットアップの際、プロジェクトカードを10枚ずつ配った後、全プレイヤーに4枚ずつのプレリュード・カードを配ります。
その後、どのプロジェクトカードを残すか決めた後、親から時計回りの順番で、4枚のうち2枚のプレリュード・カードをプレイしていきます。選ばれなかった方は裏のまま捨札にします。プレリュード・カードをプレイするのにコストは不要です。
これらのカードは第1世代にプレイされたことになるため、海洋タイルや緑地タイルなどを配置した場合は、通常通りTRが上昇します。酸素も同様です。
また、カードのタグは他のカードと同様に参照することができます。
カードの誤訳について
一風変わったスポンサー
効果:手札からプレイ時、25mcを越えるコストを25mcまで減らす。
効果とありますが、実際はこのカードをプレイした際に1度だけ発揮します。
さらに内容も誤っており、最大で25mc分減らすが正解です。
言い換えると、
手札からカードを1枚プレイする。
そのカードのコストは最大25mc下がる。
となります。
生態系のエキスパート
効果:グローバル・パラメータを無視して手札からプレイできる。
こちらも効果とありますが、実際は出したときに一度だけ発動します。
そのため、
手札からカードを1枚プレイする。
そのカードのグローバル・パラメータ(海洋、気温、酸素濃度、金星開発)の条件は無視される。
となります。
プロジェクトカードの注意点
溶岩洞開拓施設
指定の場所に都市を置きますが、このとき都市隣接の配置制限を無視します。(隣に都市があっても配置可能)
プレリュード・カードについて
プレリュード・カードの効果は、出した際にのみ発動します。
そのため、以降のゲームで参照するのはタグだけです。
永続効果はないと覚えておけば間違えることはないですね。
初めてプレリュードの拡張を使う際にはお気をつけください。