サグラダはカラフルなダイスを配置してステンドグラスを完成させる1~4人用のゲームです。ラウンドごとにダイスを獲得していき、個人目標や共通目標を達成しながら高得点を目指します。
サグラダについて
最初にプレイヤーボードとパターンカード、個人目標カードを受け取ります。
パターンカードはプレイヤーボードに差し込めるようになっており、それにより置けるダイスに制限が加わります。(赤しか置けない、3しか置けないなど)選んだカードによってもらえる恩恵トークンの数が変わります。
個人目標カードは非公開情報で何色のダイスが自分のボーナスになるかが書かれています。
場には公開目標カードと道具カードが並べられます。
公開目標カードは全員に適用され、どういう風に置くと何点かが書かれています。
道具カードには特殊効果が書かれており、恩恵トークンを消費することで使えます。
手番ですることはとてもシンプルでダイスを1つ選んで配置するだけです。
人数×2+1個のダイスを振り、それをカタン方式(ABCCBAといった順番)で取っていきます。最後に1個があまるので、ラウンドマーカーとしてボードに置いておきます。
- 最初の1個目は外周に配置。
- 以降はすでにあるダイスの周囲に配置。
- 縦・横の隣り合う場所には同色、または同じ数字のダイスは置けない。
- パターンカードの制限に従う。
場合によっては条件を満たすことができずにダイスが配置できない場合もあります。その場合、ダイスを配置することができないので単純に置けるダイスがひとつ減ります。
これを10ラウンド行いゲーム終了です。
個人目標と共通目標に従い、得点計算をして、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
次はあの色がこないと置けない
パターンカード、共通目標カード、道具カードがランダムで決定するので、ゲームごとに違った展開になります。そうはいっても基本ルールはダイスを1つ選んで配置するだけなので誰でもすぐに理解することができます。
終盤になるほど配置の条件が厳しくなるので、バッグからダイスを出した段階で「あー、もう今回置けないわ」というのが分かります。
今回はその場でルールを読んで2人で遊んでみたのですが1プレイ30分ほどでした。かなりあっさり目のプレイ感ですね。
カラフルなダイスがいくつも並ぶので、見た目がとてもキレイです。同じような雰囲気のアズールよりもだいぶマイルドなルールで遊びやすいです。
ただ、アズールのような「一手間違えたら大量マイナス」といった緊張感がないので、その辺を物足りなく感じる人もいそうです。