シャーロック13は紙とペンを使った推理ゲームです。自分の手番で他のプレイヤーに質問をしていき、犯人が誰なのかを突き止めます。
SHERLOCK13(シャーロック13)について
各プレイヤーは推理に使うためのシートと、それを隠すためのついたてを受け取ります。
その後、13枚ある容疑者カードを均等に配ります。配られたカードを確認し、他のプレイヤーに見られないようにします。
4人で遊ぶ場合は、3枚ずつ配り、1枚があまります。この1枚が犯人となり、これを推理して当てるのが目的です。
カードには人物の名前とイラスト、それから2つか3つのアイコンが書かれています。
アイコンは全部で8種類あり、それぞれ総数が3~5個です。どのアイコンがいくつあるかはシートに書かれています。
手番でできることは以下の3種類です。
調査1
1つのアイコンを選び、全員に対してそれを持っているかどうかを尋ねます。聞けるのは有無だけで数はわかりません。
他のプレイヤーは持っている場合は手を挙げます。
調査2
プレイヤー1人を指名し、1種類のアイコンをいくつ持っているか尋ねます。
例)「○○さん、本のアイコン何個持ってる?」
告発
犯人の名前を宣言し、カードの中身を確認します。
成功すればゲームに勝利し、失敗するとゲームから脱落します。
脱落した場合も、他のプレイヤーの質問には答えます。
終了条件は誰かが告発を成功させるか、1人を残して全員が告発を失敗するかです。1人以外が失敗した場合、残った1人がゲームに勝利します。
シンプルな推理ゲーム
こういった系統のゲームは最近だと4人の容疑者がありますが、あちらに比べるとだいぶシンプルです。
シートにはアイコンが何個ずつあって、どの人物が何のアイコンを持っているかもすべて書かれているので、そこをどんどん消していき、消去法で犯人をあぶり出します。
「あの人にこれの数を聞きたいけど、聞いたら他の人も答え分かりそう」という悩ましさもあります。
1プレイにかかる時間が短く、シートが両面仕様になっているということもあり、4人で4回ほど遊んでみました。
当然のことなのですが、ゲームの性質上、誰かが1回でもうっかり間違ってしまうと、ゲームが成立しません。今回は1人が自分が持っているアイコンのときに手を挙げるのを忘れていたため、全員の答えがおかしなことになってしまいました。
そのため、ゲームを始める前にはしっかりアイコンの数が合っているかどうかを確認し、調査に対して正確に答えるように心がけましょう。推理に夢中になっていると、うっかり他の人の話を聞き逃してしまうので要注意です。
やるべきことが分かりやすく、推理方法も「このアイコンは全部あるようだから、これらの容疑者はみんな消えるな」「このアイコンが足りないから、犯人はこれとこれのどっちかか」と考えやすいです。
ヒントを手がかりに推理をするのが好きな人にオススメのゲームです。
ちなみに上の写真は3つしかないアイコンをすべて自分が持っていたため、所有カードがすべてバレている状態でゲームしていたときの様子です。