チームプレーは3~6人用のカードゲームです。タイトル通りチーム戦がメインとなるのでベスト人数は4人です。手札で役をそろえて得点化していくのですがパートナーにカードを渡せるのが特徴です。
チームプレーについて
手札になる数字カードは赤と青の2種類で、それぞれ1~8まで4枚ずつあります。
目的となる役カードは46種類あり、内容はすべて異なります。どういった組み合わせをそろえればいいかアイコンで描かれており、下部には勝利点が書かれています。
向かい合った同士がチームメイトになります。
まず役カードを各自に配ります。これは公開情報なので各自の前に表向きにして置いておきます。さらに中央に1枚の役カードを置きます。
また、数字カードの山札の隣に3枚を表にして置いておきます。
その後、手札として数字カードを配ります。
手番で行えることは以下の3種類です。
3つのアクションを好きな順番で行います。
手番の最初に手札上限のチェックがあり、7枚以上ある場合は6枚になるように捨てます。
アクションA
数字カードを2枚引きます。
引く場所は山札でも場札でもOKです。
場札からカードを取った場合はすぐに補充されます。
アクションB
役を満たしていれば達成します。
そろった手札を公開して捨札にし、役カードを獲得します。
役カードはすぐに補充されます。
アクションC
パートナーに手札を1~2枚裏向きで渡します。
この際、話し合いは禁止です。
これを繰り返し、どちらかのチームが役カードを8枚達成するとゲーム終了です。役カードの得点を合計して、もっとも高いチームの勝利です。
チームで行うラミー系カードゲーム
役は「同じ数字○枚」「同じ色の連番」「合計が7になる3枚」といった感じにいろいろなパターンがあります。ギザギザのアイコンが奇数を表すという以外はだいたい初見でどんな内容か分かります。
条件が厳しいほど得点が高いので、じっくりと高めを狙っていくか、得点が低くてもどんどん達成してくかでプレイ方針が変わってきます。
タイトル通り、チームプレイが大切です。
相手がどの役を目指していて、どのカードを取ったのかをよく見ておくことで、渡すべきカードが分かってきます。
「おお、これこれ」という場合もあれば「なんでこれなの?」という場合もあり、チームプレイの難しさと楽しさが味わえます。
シンプルなルールでやるべきことも分かっているので、あまりボードゲームを遊んだことがないという人にも分かりやすいです。家族で遊ぶのも楽しそうですね。
4人か6人とプレイ人数は制限されますが、チーム戦の楽しさが体験できるゲームです。