昔と比べると最近は、どんどん新作ボードゲームが発売されているため、何度も同じものを遊ぶ機会が減っていると感じます。
もちろん好きなゲームをずっと遊んでいる、という人もいるでしょうが、「1回か2回遊んだきりで、次のゲーム」という人がほとんどではないでしょうか。
実際のところ、わたし自身もそのような状況です。
10回以上遊んだボードゲーム
そういった中で、同じボードゲームを10回以上遊ぶというのは、かなりレアだと思います。
すぐに終わるものならばまだしも、1プレイ1時間以上のものとなると、繰り返し遊ぶのはだいぶ厳しくなります。
場合によっては、同じボードゲームをそこまで繰り返して遊んだことがないという人も多いかもしれません。
幸いにも、わたしの周りには1時間以上かかるゲームを苦としない人が多いため、みんなの好みが合えば繰り返し遊ぶことができます。
そこで今回は、わたしがこれまでに10回以上遊んだボードゲームを紹介していきます。
アグリコラ
言わずと知れた名作です。
このゲームを何度も遊んだことがある人は多いでしょう。
わたしも何十回と遊んでいます。
アグリコラのリプレイ性が高いのは、やはりカードのおかげです。
何百種類とあるカードの中で、1ゲームでは、わずかなカードしか使用しないため、遊ぶたびに新たな展開が楽しめます。
個人ボードが建物や動物、野菜などでどんどん賑わっていくのも見ていて楽しいです。
カヴェルナ
最近もっともプレイ回数が多いボードゲームは、このカヴェルナです。
遊び方は、ほとんどアグリコラと同じで、見た目も似通っています。
アグリコラにあった大きな要である職業や進歩などのカードはなくなりましたが、豊富な部屋タイルのおかげで、毎回違った展開が楽しめます。
また、新たに加わった探索とルビーの要素で、手番にできる選択肢が非常に増えたため、手詰まりにもなりにくいです。
自分が見ている限りだと「アグリコラよりカヴェルナが好き」というボードゲーマーが多いように感じます。
エンデバー
これは意外に感じる人も多いのではないでしょうか。
存在を知らない人も多いかもしれません。
航海をしたり、建物を建てたりして、自分の帝国を発展させていくゲームです。戦争によって他プレイヤーのコマを排除したりもします。
個人ボード、世界地図、15種類ある建物、文明系。
こういったキーワードにピンとくる方におすすめです。
エンデバーではゲーム開始時、ボード上に大量のトークンが置かれるのですが、この配置が完全にランダムです。
このおかげでプレイごとに変わった戦略が求められます。
パンデミック
今やさまざまな拡張や派生作品が出ている人気ボードゲームです。
英語版が多少流通しだしたころに、それこそ一日中遊んでいました。
かなり運要素が強く、場合によっては最初の手番が回ってくる前にゲームが終了してしまうような感じですが、クリアしたときの達成感があります。
さすがに当時、飽きるほど遊んだので最近は食傷気味です。
カタン
こちらも言わずもがなの名作ですね。
わたしが何度も遊んでいたのはカプコン版のカタンです。
ダイスによる運要素あり、初期配置のバリエーションあり、交渉ありと、ボードゲームのいろいろな要素を楽しめる名作です。
ボードゲームを始めたばかりという人にぜひ遊んで欲しい1つです。
もともとたくさんの拡張があったゲームですが、最近では、どんどん日本語化されており、人気の高さをうかがえます。
まとめ
やはり名作、傑作と呼ばれている作品は繰り返し遊ぶ機会が多いです。
そういったボードゲームは遊びたがる人も多いですしね。
個人的には文明系が好きなので「Through the Ages」も10回以上遊んでいますし、「黄金時代」「ヒストリア」「ネイションズ」も繰り返し遊んでいます。
カードゲームになるとプレイ時間が短くなることもあり、10回以上遊んでいる作品は大幅に増えますね。機会があれば、それについても書きたいと思います。
ボードゲームの場合、テレビゲームと違い、何年か経っても、遊ぼうとも思ったときにすぐに遊べるのが大きなメリットですね。テレビゲームは次世代機に移ってしまうと、前のゲーム機で遊ぶことは激減してしまいます。
テレビゲームと違い、相手がいないと遊べないというデメリットはありますが、それ以上にメリットの方が大きいですね。
何か新しい趣味を始めたい。
最近ボードゲームの楽しさを知った。
そういった方の参考になれば幸いです。