時の潮流(TIDES OF TIME)は2人用のドラフトゲームです。3ラウンドを行うのですが、前のラウンドから1枚ずつ引き継いでいくのが特徴です。どのカードを残して、どのカードを除外するのかが悩ましいゲームです。
時の潮流(TIDES OF TIME)について
カードは5スート+スートなしがそれぞれ3枚ずつの全部で18枚あります。
カードにはアイコンと得点条件や特殊効果が書かれています。
「1つにつき○点」「相手よりも多ければ○点」といった感じにそれぞれ条件が異なります。
初めに5枚ずつ手札を配ります。
残りは山札として置いておきます。
その中から1枚を選び、残りは相手に渡します。お互いが選んだらカードを公開します。
次は相手から渡されたカードで同様のことを繰り返し、お互いに5枚ずつのカードが並びます。
これで1ラウンド終了で、得点計算を行います。
場に並んでいるカードを一旦すべて手札に戻します。その中から1枚を場に残し、もう1枚をゲームから除外します。どのカードを残したか分かるようにカードの上にトークンを置いておきます。
山札から2枚を補充し、手札を5枚にしたら1ラウンドと同じ流れを行います。
2ラウンドが終わったら同じように得点計算を行い、さらに1枚を残し、1枚を除外します。このとき、1ラウンドで残したカードは手札には戻さず場に残ったままになります。
さらに3ラウンド行い得点計算をしたら、全3ラウンドの合計得点が多いプレイヤーの勝利です。
どれを残してどれを捨てるか
毎回18枚すべてが登場するので見通しが立てやすいです。
カードを1枚ずつ公開していくのでお互いに何を狙っているのかも分かりやすく、それを踏まえたドラフトが要求されます。
「このアイコンを集めているのか」と分かればカットしてもいいのですが、それだと自分の得点が伸びないことも多く、どれを取ってどれを渡すかの選択が悩ましいです。
テキスト効果もありますが、1行程度のシンプルなもので初回から十分に理解可能です。
たった18枚しか使いませんが、コンボの組み合わせによって得点の伸び方が大きく変わってくるのでしっかりドラフトの醍醐味が味わえます。前のラウンドからどの1枚を引き継ぐかを考えるのも頭を悩ませます。
基本的には「1枚選んで公開」なのでテンポよくサクサク遊ぶことができます。そんなに長考しなければ3ラウンドでも15分くらいで終わるのも手軽でいいですね。
ただ、カードがディクシットサイズなのでスリーブ派の人は注意です。
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