タンブルタウンはダイスを資源にして建物を建てていく1~4人用のゲームです。実際にダイスを積み重ねて建物を作り、配置場所や高さによってボーナス点が入ります。
タンブルタウン(TUMBLE TOWN)について
各プレイヤーに個人ボードとリファレンスカードを配ります。また、ランダムに馬カードを1枚ずつ配ります。
プレイ順に応じて初期のダイスを受け取ります。
ダイスは茶色、灰色、黒色、金色の4色です。
建物カードを1~3のレベルごとに分けて山札にし、それぞれから4枚ずつを表にして並べます。カードの裏面にはいくつかのダイスが描かれています。
ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。
各ラウンドは4つのフェイズに分かれています。
ラウンドの流れ
1.建設計画の発表
表向きの建物カードを1枚獲得し、馬カードの左側に置きます。
2.ダイスロール
先ほど獲得した建物カードの山札の1番上に記されているダイスを受け取り、すべてを振ります。十分なダイスがストックにない場合は、ある分しか受け取れません。
その後、建物カードを補充します。
3.建物の建築と能力の使用
コストとして必要なダイスを使って建物を建てます。建物カードには使用できるダイスの色や種類(奇数・1~3など)が書かれています。
また、すでに建設した建物の効果を使うこともできます。
4.建物の配置とダイスの処分
建設した建物カードは馬カードの右側に置きます。
あまったダイスは倉庫の上に置きます。倉庫に入りきらない場合は、余剰分を捨てます。
ゲームの終了
サプライにあるダイスが2色以下で、各色2個以下になるとゲームの終了条件が満たされます。
そのラウンドを最後まで行い、ゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
ダイスを使ったお手軽建築ゲーム
カードに描かれたダイスをそろえ、建物を建築し、建物の効果を活用しながら、得点が高い建物を建てていきます。目新しさはないですが、やることが分かりやすく、初回からでも遊びやすいです。
今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで1時間ほどでした。
カードの効果はアイコンなので、言語依存はあまりないです。
カードにはダイスを使った建物の絵が描かれています。ゲーム中は実際にその形になるようにダイスを積み上げます。この積み上げる高さにも意味があります。
使用したダイスは個人ボードに置いておくのですが、各マスには「○○だったら○点」といった条件が書かれています。その条件の中に高さも含まれています。
手番開始時にダイスがもらえるため、ストレスを感じることなく、どんどん建物を建てていくことができます。ただし、そのせいですぐにストックがなくなってしまいます。
ゲーム後半になると「もう黒色のダイスを使った建物は建てられない」といった事態が起こります。(厳密には別の色でも建てることはできるのですがペナルティを受けます)
建物効果も「ダイスをひっくり返す」「目を±1する」「振り直す」といったお馴染みのものがほとんどなので分かりやすいです。
今回は思ったよりも早くゲームが終わってしまい、せっかくストックしていたダイスが活かせないまま終わってしまいました。
個人ボードには簡単、難しい、サボテン、決戦通りといった4つの難易度が設定されています。難易度によってボーナス点が取りづらくなったり、建物が置きづらくなったりするようです。
専用のダイスタワーがついていたり、できあがりの見た目が賑やかだったりと、お手軽なダイスゲームを求めている人におすすめです。
タイトル | Tumble Town |
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発行年 | 2021年 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
デザイナー | Kevin Russ |
BGGリンク | Tumble Town |