TwinsはR. クニツィアによってデザインされたカードゲームです。今年になり、日本のメーカーであるオインクゲームズによりリメイクされ発売されました。
Twinsについて
ツインズは3~6人で遊ぶことができるギャンブル性の強いカードゲームです。各プレイヤー12点分のチップが配られ、誰かがチップを支払えなくなったらそこでゲーム終了です。そのラウンドを最後まで行い、もっとも持ち点の多いプレイヤーの勝利です。
カードは60枚あります。
黒と白の2つの属性があり、それぞれに色が3色ずつ(黒には茶、緑、桃、白には青、黄、紫)で6色のカードがあります。数字はそれぞれ1~10まであります。
ツインズでは4つのラウンドから構成されるゲームを繰り返します。
ゲームが始まると各プレイヤーに手札が8枚ずつ配られます。それから、スタートプレイヤーから順番にさらにカードを引くかどうかの機会があります。追加でカードを1枚引くのには1点、2枚引くのには3点のチップがかかります。(最大で2枚までです)
各ラウンドではカードを2枚ずつ出します。4ラウンドあるので追加カードを引かなければ、すべてのカードを使うことになります。
そのとき出した2枚の組み合わせにより、強さが決まります。
ツインズ
もっとも強い組み合わせです。属性が同じで、数字が同じです。
ツインズ同士の場合は、数字が大きいほど強く、同じ数字の場合は同点です。
ペアーズ
2番目に強い組み合わせです。属性が異なり、数字が同じです。
ペアーズ同士の場合は、数字が大きいほど強く、同じ数字の場合は同点です。
カラーズ
3番目に強い組み合わせです。色が同じです。
カラーズ同士の場合は合計値が大きいほど強く、同値の場合は同点です。
シングルス
もっとも弱い組み合わせです。上のいずれにも当てはまらないペアです。
シングルス同士の場合は合計値が大きいほど強く、同値の場合は同点です。
ラウンドにより、勝負のメリットとデメリットが異なります。
1・3ラウンドはカードが弱かったペアが失点、2ラウンドはカードが強かったペアが得点、4ラウンドで1位になれば、ストックにあるチップを総取りします。どのラウンドにどんなペナルティがあるかは付属のサマリーカードに書いてあります。
どこで勝負に出てどこで引くか
今回は4人で遊び、全員が初プレイでした。
かなり手札運に左右されるゲームですが、どこで勝負に出るかがポイントになります。特に3ラウンドは負けた人が脱落することになるため、強いペアを出したいところですが、あまり強いペアを使ってしまうと、最後のラウンドで勝つことができません。その辺の選択が悩ましいです。
ただ、カードの強さの把握には慣れが必要です。
ツインズとペアーズ、どちらも同じ数字のペアのため、初めはどっちの方が強いのか迷います。
今回は1度キャリーオーバーが起こり、それを総取りしたプレイヤーがほぼ0点から一気に大量得点しました。
かくいう自分はなかなか手札に恵まれず、結局そのままいいところなしで負けてしまいました。
最初の持ち点が12点だと30分ほどで終わるので、もっと長く遊びたい場合はチップを増やしてもいいかもしれませんね。