ZENONZARD(ゼノンザード)は2019年にサービス開始が予定されているスマートフォン向けアプリです。今回キャンペーンでゲーム中に使用されるデッキが実際にもらえるということで入手してみました。
ゼノンザードリアルデッキについて
構築済の40枚デッキが2組入っているので、1箱で遊ぶことができます。
他にフォースカード、プレイングマニュアル、ライフカウンターなどが入っています。ライフカウンターは1人分しか入っていないので、実際に遊ぶ際は代替品を用意する必要があります。
無料でもらえるデッキですが、フォイルカード(キラカード)が入っており、なかなか豪華です。
カードの種類
- フィールド・ミニオン
- ベース・ミニオン
- マジック
カードは3種類と、他のTCGと比べてシンプルです。
ゲームの流れ
1.スタンバイフェイズ
スタートステップ
リフレッシュステップ
ドローステップ
2.マナフェイズ
3.メインフェイズ
ミニオンの召喚
マジックの使用
ミニオンの移動
ミニオンのアタック
4.エンドフェイズ
このゲームならではの要素がいくつかありますが、何かしらのTCGを遊んだことがあればそれほど難しくないルールです。
勝利条件
- 対戦相手のプレイヤーのライフが0になった。
- 対戦相手のスタンバイフェイズで相手のデッキが0枚になった。
ゼノンザードの特徴
マナとミニオンを兼ねるベース・ミニオン
マナフェイズでは、ベース・ミニオンか無色マナを配置することができます。
ベース・ミニオンは文字通りミニオン(いわゆるクリーチャー)でもあるので、ゲーム中にフィールドに移動して相手を攻撃することができます。逆にフィールドからベースに戻すことでマナを増やすこともできます。
手札にベース・ミニオンがない場合には、ゲーム外から無色マナを配置することができるので、マナがまったくでなくて何もできないといった事故を防ぎます。
事前に選択できるフォース
ゲーム開始時に永続効果をもたらすフォースを2枚配置します。
フォースにはライフが割り当てられるため、強力なフォースを使用すると、その分プレイヤーのライフが少なくなります。
どのフォースを使用するかは自分で選べるため、それを元にデッキを組むことが可能です。
BPとDP
ミニオンにはBPとDPが設定されています。
BPはミニオン同士の戦闘の際に参照する数値で、DPはプレイヤーやフォースへのダメージの値です。
コストが軽いミニオンはDPが少ないため、序盤はなかなかプレイヤーにダメージが与えられないようになっています。
ゼノンザードを実際に遊んでみて
プレイマニュアルを読みながら、実際に2人で遊んでみました。
独自要素がいろいろありますが、何かしらのTCGを遊んだことがあれば、すぐにルールを理解できると思います。
まず特徴的なのがフォースの存在です。
フォースは好きなものが選べるので、これを元にいろいろな戦法が考えられます。ただ、フォース2枚+プレイヤーと3つのライフを管理する必要があるため、アナログで遊ぶ際にはなかなか大変です。
また、マナが移動できるのも面白いですね。
状況に応じてマナの数を変えることができるので戦略性が増しています。手札にベース・ミニオンがこなくても無色マナを配置できるので、事故の可能性も低いです。
構築済デッキが2つ入っているだけなので、実際に自分で組むことはできませんが「このフォースとこのフォースなら、こんなデッキ」というのが思い浮かびます。
実際はスマホアプリとしてリリースされますが、その際はAIによるアドバイス機能なども搭載されるようなので、どんな感じになるのか楽しみですね。
現在、スマホでもたくさんのカードゲームが出ていますが、その中で新たな定番として根付いてくのか期待です。