[ボードゲーム] ミュー 紹介

ミューは4~6人用のトリックテイキングです。手札を公開するオークションによって親や切り札を決め、2対3のチーム戦で争います。「ミュー」「ニエット」「バススティッヒ」「マインツ」の4つのトリックテイキングが収録された4 in 1というゲームの中のひとつです。

ミューについて

使用するカードは5スート各12枚の合計60枚です。ランクは0~9まであり、1と7が2枚ずつ入っています。また、カードには0~2個の三角形が書かれており、それがポイントになります。

カードは配りきりなので、5人で遊ぶ場合は、手札は12枚になります。

カードを配ったならばディーラーから順番に手札を何枚か公開していきます。公開できる枚数は場に出ている最大枚数+1枚までです。そのため、初めは1枚しか公開できません。オークションはソフトパスなので、全員がパスするまで続きます。また、一般的なビッドと異なり、出す枚数は前の人の枚数を上回る必要はありません。

これを繰り返し、全員がパスしたならばオークション終了です。

この際、最大枚数が複数人いればそこでラウンド終了となり、出した枚数×5点がその人達に入ります。ただし、最後に出したプレイヤーは枚数×(ー10点)となるので、多くの場合、そのプレイヤーが追加でカードを出し、単独最大枚数になります。

最大枚数を公開したプレイヤーが親になります。次点のプレイヤーはバイスと呼ばれ、親の敵対勢力になります。次点のプレイヤーが複数人いる場合、出しているカードの数字が大きい方がバイスとなります。

切り札は親とバイスのそれぞれが決めます。

まずバイスが切り札を指定します。指定できるのは色か数字です。ただし、自分がオークションの際に公開しているカードにその要素が含まれていなければなりません。たとえば、赤5、青7、青0と出していた場合、切り札として指定できる色は赤と青、指定できる数字は5か7か0となります。

バイスが切り札を決めたならば、次は親が切り札を決めます。親もバイス同様、色か数字で切り札を指定できます。親は切り札なしのノートランプを指定することもできます。

バイスと親が決めた切り札は切り札スートとなり、本来のスートではなくなります。たとえば、バイスが赤、親が0と切り札を決めたならば、赤7のカードは赤ではなく、切り札という扱いになります。

また、バイスが指定した切り札よりも親の指定した切り札の方が強いです。色と数字が切り札に指定された場合、その両方を兼ね揃えているカードはダブルトランプとなり最強です。

同じ数字が出された場合は先出し勝ちです。

切り札が決まったならば親はバイス以外のプレイヤーからパートナーをひとり選びます。

トリックは通常のマストフォローです。切り札が2種類あることに注意すれば、特に難しいことはありません。オークションの際に使用したカードは公開されたままですが、手札の扱いなので、トリック中に自由に使うことができます。

すべてのトリックが終わったならば得点計算です。

まず各自が獲得したカードにある三角形の合計が個人点になります。

それから親とパートナーは三角形を合計し、目標点に達しているかどうかをチェックします。目標点は公開した枚数によって変わり、出せば出すほど必要得点が多くなります。また、指定した切り札により、ボーナス点が変わります。これらの数値は参照カードがあります。

ふたりの合計が目標点を達成していればボーナスが入り、達成できていなければ失点になります。ただし、失点するのは親だけで、パートナーは何のペナルティもありません。また、親が失敗した場合、敵側3人にボーナスが入ります。

これをあらかじめ決めたラウンド数、または目標点数まで繰り返し、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。

独特なプレイ感があるチーム戦トリックテイキング

独自要素が多く、かなり独特なトリックテイキングです。手札を公開していく、切り札が2種類ある、複数枚ある数字があると他のゲームにはない要素がいろいろあります。

また、カードに決められた配点も絶妙でトリックをたくさん取ったものの、得点はあまり入っていないということも多いです。

トリックテイキングというジャンルをあまり知らない頃に「これは面白い」と感じたゲームで、改めて遊んでみるとやはり面白かったです。当時は「???」となったルールも、さまざまな経験を積んだ今だとすんなり理解できます。

今回は5人で遊び、自分以外は初プレイだったのですが、特にルール理解に苦しんでいる様子はありませんでした。

終了条件を200点として始めたのですが、1ラウンド目から100点オーバーという派手な展開になりました。さすがにその差を縮めるのは難しく、そこで100点以上取った親とパートナーが202点で1位タイで決着しました。

オークションの段階でさまざまな読み合いが発生します。オークションで勝たなくても出すカードに意味があるため、パートナーに選んで欲しければ親が切り札にしそうなカードを出していく必要があります。ただし、出し過ぎるとバイスになるため、親に選んでもらえなくなるというのが悩ましいです。

何年かぶりに遊んだのですが、やはり面白いですね。チーム戦のトリックテイキングが好きな人にぜひ試して欲しいゲームです。

必要得点とボーナスを記載したスコアシートを自作したので、ここで公開しておきます。
ミュー得点表

ボードゲームが安い「駿河屋」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

ゴクラクテン

宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 最近は、いろいろなオープン会にも顔を出すようになりました。 他にマンガ、本、映画、ゲームなどについて記事を書いています。