日本語版が発売され、プレイする機会も増えてくると思うため、間違えやすいポイントなどをまとめてみました。自分も旧版のときに何度も間違ったことがあるので、一度遊んだことがある人でも勘違いしているところがあるかもしれません。
第1ラウンドについて
第1ラウンドはカードを取得するだけなので他の行動はできません。また、このラウンドだけは場札を左につめず、カードの補充もありません。
第2ラウンドの開始時に初めて場札が左につめられ、時代Aのカードが1回だけ補充されます。2回目の補充からは時代1のカードを補充するので、残った時代Aの内政カードは使われません。
カードの取得について
スルー・ジ・エイジズでは同じ名前の技術カードは取れません。アクションカードは同じ名前でも取ることができます。内政カードの手札上限は白色コマの個数と同じです。軍事カードの手札上限は赤色コマの個数と同じです。
手札上限に達していると、場札を取得することができません。新たに引いたカードと手札を入れ替えるわけではないので注意してください。
平和なゲームでやっていると軍事カードが足りなくなることがあります。その場合は、現時代の廃棄されたカードをシャッフルして、再び軍事カードの山札を作ります。
開発と建設について
スルー・ジ・エイジズでは手札から手元に技術カードを出すことを開発、黄色の労働者コマをカード上に配置することを建設といいます。カードを出すことは建設ではありません。
そのため、政体の右下にある都市建築物上限は、都市建築物1系統に置ける黄色コマの最大数です。労働者コマはカード上に配置されると建築物扱いになります。また、農地や鉱山は上限がないのでいくつでもコマを置くことができます。
植民について
植民での競り値は今回投入した分と植民修正だけです。
建物による軍事力や投入されてないユニットの軍事力は関係ありません。そのため、植民で競れる値は自国の軍事力と同値ではないので注意しましょう。(他の技術カードで軍事力が修正されていることが多いため)
もし投入したユニットが軍団を編成できればその分の追加戦力が加算されます。
また、軍事ボーナスカードは何枚でも使うことができます。
侵略について
侵略は、防御側が侵略側の軍事力以上ならば防ぐことができます。もし侵略に失敗しても、基本的に攻めた側にデメリットはありません。
防御側は手札にある軍事ボーナスカードを使うことができます。ボーナスカードがない場合は軍事カードを伏せて捨てることで軍事力に+1することができます。
防御側が使える軍事ボーナスカードの上限は侵略側の赤色コマの総数です。
不満をもった労働者とは?
(黄バンクの空になっているサブブロックのもっとも左側の数字)ー(現在の幸福度)が不満をもった労働者となります。
たとえば、完全に空になったサブブロックの数字が3で、現在の幸福度が1とすると、不満をもった労働者が2発生していることになります。
ゲームの終了
スタートプレイヤーの手番に時代3の山札がなくなった場合、そのラウンドがゲームの最終ラウンドになります。
スタートプレイヤー以外の手番で時代3の山札がなくなった場合、そのラウンドを最後まで行い、その次が最終ラウンドになります。
いずれの場合もすべてのプレイヤーの手番数は同じになります。
その後、現イベントの山札と仕込んだ中にある時代3のイベントをすべて行い、ゲーム終了となります。