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[ボードゲーム] アクロティリ 紹介

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アクロティリはテーラ島を囲む島々を探検し、失われた神殿の発掘を目指す2人用のゲームです。プレイヤーは資源を売却することで資金を集め、地図を元に神殿を見つけていきます。手番でできることがいろいろあるため、2人でじっくり遊びたい人向けのゲームです。

アクロティリについて

テーブル中央にテーラ島ボードを置きます。その周りにタイルをつなげていくので、それなりのスペースが必要になります。他に市場ボードがあり、対応する色のスペースに資源キューブを置いていきます。

各プレイヤーは初期資金と船コマ、神殿コマを受け取ります。神殿コマはプレイヤーボードの下のマスに配置します。ゲーム中に神殿を建てることでマスが開放されていき、アクション数が増えたり、カードがもらえたりします。

その他に容易な地図1枚と通常の地図1枚、目的カードを受け取ります。また、地形タイルの山から1枚を引きます。目的カードはいわゆる「終了時に○○ならば○点」というもので非公開情報です。

地形タイルはさまざまな模様がありますが、すべてのタイルは四隅が陸地になっています。そのため、多くのタイル配置ゲームのように「こことここは合わせられない」といったことがありません。また、地形タイルには資源アイコンが1つ描かれています。

手番では以下を順番に行っていきます。

1.地形タイルの配置

手元にある地形タイルを配置します。この際、すでに配置してあるタイルといずれか1辺以上が接するように置きます。

2.タイルへの資源の配置

タイルに描かれたアイコンに対応する資源キューブを1つ配置します。その後、好きな資源キューブ1つを今置いたタイルの別な島に置きます。

3.アクションフェイズ

以下のアクションを自由に組み合わせて実行します。手番で何アクションできるかはゲームの進行度合いによって異なります。

移動

船コマを埠頭から埠頭へ移動させます。
または埠頭にある船を陸続きの同じ島へ移動させます。

荷積み

島にある資源コマを3コマまで船に積み込みます。

神殿の発掘

手札にある地図カードをプレイして、条件を満たしていることを確認します。

地図カードには上下左右にアイコンが描かれています。今いる島のどこか1マスを指定して、その上下左右にすべてのアイコンがあれば神殿が発掘されたことになります。

地図カードの購入

テーラ島に船がある場合、対応する費用を支払い地図カードが買えます。

神託を受ける

1ターンに1回のみ行えます。アイコンを1つ指定して、そのアイコンが描かれた地形タイルがでるまで山札をめくり続けます。該当するアイコンのタイルが出れば、それを手札にします。

フリーアクション

資源の売却

テーラ島に船がある場合、資源を売却できます。

資源の荷下ろし

テーラ島以外に船がある場合、資源を下ろすことができます。

ターンの終了

アクションが終わったら、地形タイルを1枚引きます。神託を受けている場合はすでにタイルを1枚持っているので、これは省略します。(地形タイルは1枚しか持てません)

ゲームの終了

これを繰り返し、いずれかのプレイヤーが6つ目の神殿を発掘するとゲーム終了です。最終得点計算を行い、得点が高いプレイヤーの勝利です。

きっとこの島に神殿があるはず……!

ボードゲームのアクロティリ

地図は容易、普通、困難の3種類があります。難易度が高くなるほど、満たさなければならない条件が多くなり、さらに達成するための費用が高くなります。もちろん難しい方が得点も高いので、勝利を目指すためには困難な地図を達成したいところです。

発掘の条件がなかなか独特ですが、それ以外は特に難しい点はありません。

神殿を建てれば建てるほど、手番のアクション数が増えていくので、一度差がつき出すと逆転するのは、なかなか難しそうですね。

今回は2人とも初プレイだったのですが、途中からグングン差が開き、42対21とほぼ倍近い得点差で負けてしまいました。

神殿は1つの島に1つしか発掘できないため、後半になるとどんどん場所がなくなっていきます。その辺を見通してタイルを配置していかないと、地図の条件は満たしているものの、発掘ができなくなってしまいます。

非公開情報である目的カード、資源を運んで売却するピックアンドデリバリー、タイルの配置などなど、さまざまな要素が詰まったゲームです。

2人でじっくり遊ぶゲームが欲しいという人にオススメ!
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。