地獄の釜は悪魔を引かないように石炭コマをめくっていく2~6人用のゲームです。合計でどのくらめくれるかを賭けてから順番にコマをめくっていきます。悪魔をめくってしまうとチャレンジ失敗です。
地獄の釜について
各プレイヤーに初期資金を配ります。
ゲームボードの中央に石炭コマを裏向きに置き、よく混ぜます。
まず全員でチップを賭けます。
どのくらいめくられるかを予想し、その分だけ手の中に握り、一斉に公開します。
次にスタートプレイヤーから石炭コマをめくっていきます。
めくった石炭コマが悪魔だとバーストでチャレンジ失敗です。
数字だと、さらにめくるかどうかを選べます。
挑戦をやめる、またはバーストで次の人に交代です。
これを時計回りに全員行います。
最後に賭けの精算を行います。
もし誰かが自分の賭けた数字以上をめくっていれば賭け成功です。賭けた金額と同額のチップを銀行から受け取ります。誰もその数字に達していなければ賭け失敗でチップを失います。
めくった石炭の数が最多、石炭の合計値がもっとも多い場合はボーナスがもらえます。バーストした場合、ボーナスはもらえません。
賭け金がもっとも多く、なおかつ成功したプレイヤーはさらに同額を追加でもらえます。(ダブルボーナス)
これを繰り返し先に1,600に達したプレイヤーの勝利です。
今回は200を目指すぜ!

どこまでめくるかというギャンブル要素が高いゲームなのですが、誰かが達成してくれれば自分の賭けも成功するというのがめずらしいです。そのため、自然と他のプレイヤーがめくるところでも力が入ります。
みんなでわーわー言いながら遊ぶのが楽しく「今回は行くところまで行ってやるぜ」と言いながら1枚目で悪魔をめくったり、「もう結構悪魔出てるから、しばらく出ないでしょ」と言って1枚目で悪魔をめくったりと、それだけで盛り上がります。
もしお金がなくなってしまってもバーストしたプレイヤーからもらえるので、脱落などもありません。派手に賭けを続ける場合は他のプレイヤーの金を頼ることになるのが何ともギャンブルっぽいです。
それからコンポーネントの質がとてもいいです。
賭けに使うチップはポーカーチップのような感じでしっかりした厚みがあります。それでいながら手書きのようなフォントなのでアナログ感が強いです。ただ、そのせいでちょっとお値段は高めですね。