人狼とボードゲームを遊ぶ「人狼ボドゲAvain vol.5」に参加してきました。今回は初参加の人も何人かおり、徐々にゲームの輪が広がっているのを実感しました。宮城では仙台以外でこういったゲーム会は稀なので、とても貴重な存在です。
人狼ボドゲAvain vol.5について
会場は宮城県大崎市の古川にあるcafe Avainです。
2017年07月16日(日)の13:30~18:30で行われ、参加費は500円です。FacebookのAvainのページで参加確認はありますが、予約なしで当日直接会場にいってもOKです。
⇒ 特定非営利活動法人Avain
飲み物やお菓子が用意されているので自由に食べたり飲んだりすることができます。
遊んだゲーム
人狼
初めて遊ぶ方がいらっしゃったので、簡単なルール説明から始まりました。
初めは預言者(占い師)、人狼というシンプルな役職から始まり、さらに霊媒師、ボディガード(護衛)、裏切り者(狂人)、妖狐などさまざまな役職を混ぜて遊びました。
見事なまでに役職なしの市民(村人)が続き、しかも初日の夜にかみ殺されるということが続きました。やはり経験者は狙われやすいので、こういった展開になりがちですね。
人狼勝ちが続き、市民側が3連敗しました。
今回初めて妖狐が使われたのですが、第三勢力が入ると、また違った立ち回りにが必要になるので面白いですね。ただ、妖狐でひとり勝ちするのはかなり厳しいだろうなと思いました。
ひとりしき人狼を行い、軽く休憩を挟んでから、卓を2つに分けて、別なゲームを遊ぶことにしました。
5ミニッツダンジョン
自分でカードを日本語化までした最近イチオシの協力ゲームです。
今回わたしは山札をめくったり、カードを処理したりすることに専念し、初プレイの5人に遊んでもらうことにしました。実はルールは和訳してないので、あらかじめ簡単なリファレンスを用意した方が説明の際に便利かもと思います。
しかし、それほど複雑なルールではないので、基本的な流れを説明して、実際に遊んでもらうとすぐに理解してもらえたようでした。
5分という制限時間の中、次々にモンスターを倒し、障害物を突破して、ボスを撃破することを目指します。
今回のメンバーはなかなかのチームワークで順調にボスを倒していきました。ストレートに最後までたどり着き、見事ホーリーグレネードでラスボスを倒してクリアしました。
5人で遊ぶ場合、すべてのイベントがでるのですが、最後までしっかりホーリーグレネードをキープできたのは見事ですね。
タイマーがあるので自然とハラハラドキドキするゲームです。とても好評だったので持っていった甲斐がありました。
恐怖の古代寺院
再び合流し、10人で恐怖の古代寺院を遊びました。
特殊な役職がないシンプルな正体隠匿です。自分の正体がバレてしまっても、十分に勝つ可能性があり、脱落者もでません。司会者も不要で3~10人で遊べるので、気軽に遊ぶことができます。
さすがに10人で遊ぶと、場に50枚のカードが並ぶことになるので、すでに何枚のカードがめくられているのかちょっと分かりづらくなります。トークンやカードなどで今何枚目なのか示せるようにした方がいいかもしれません。今回もうっかり11枚目のカードをめくってしまうことがありました。
人狼を遊んでいたこともあり、正体隠匿については分かっているので、なかなかの騙し合いが繰り広げられました。
人数が多くなるとガーディアンの数が確定ではないのが面白いですね。
ルールが簡単で盛り上がるゲームなので、これからも定番として活躍しそうです。
ファブフィブ
ひとりがちょっと席を外すということで、その間に9人でファブフィブを遊びました。
こちらも嘘が重要なゲームで、上手く相手を騙すか、相手の嘘を見破れるかがゲームの勝敗を分けます。
今回は最初から900台が連発し、「まさかそんなに続かないだろう」と思ったら、やっぱり900以上だったりと、序盤から盛り上がりました。
やってみるとよく分かるのですが、このゲームは席順が大きく勝敗に影響します。恐らく何度かやってみると「この人の隣は苦手だなぁ」というのが出てくるのではないでしょうか。
人狼
最後にもう1度人狼を行い、ゲーム終了となりました。
この日、それまでわたしはほぼ市民だったのですが、ラストゲームで人狼になりました。序盤で脱落することが多いので、残っているだけで疑われるのですが、そこをいかに反らしていくかが腕の見せ所です(笑)
人狼は2人で、ひとりは2日目の昼に追放されてしまいました。ここで霊媒師が残っているとまずいなと思っていたのですが、呼びかけても出てこないので、人狼がひとりなのかふたりなのか確定しない状況でゲームが進みました。
何度か「まずいな」と思うシーンがあったのですが、残り4人まで生き延び「ふたりのうち、どちらかが人狼」というところまで持ち込みました。
下手に動かず、周りの意見を聞いていると、自然ともう片方が疑われる流れになりました。ここで露骨にでるのもまずいなと思い「確かにそうですね」という感じで乗っかります。
ここでも生き延び、残り3人になりました。
最後、恐らくボディガードであろう方を襲撃し、見事ゲーム終了となりました。ちなみに最初に襲撃したのが狂人だったので、半分くらいひとりで戦っていた形でした。
結果、この日はかなり人狼側が勝っていたイメージですね。
感想など
正体隠匿が人気なので、一応DECEPTIONも持参したのですが、10人以上でやるとカードを把握するだけでも大変そうですね。各自8枚のカードを並べると、80枚以上のカードを把握しなければならないので、それだけで時間がかかりそうです。ただ、そうすることでだいぶ犯人側がまぎれやすくなるかなという気もします。
今回は持参するゲームの数を減らしたのですが、その中の2つを遊んでもらえたので、このくらいでも十分かなという感じはします。ちなみに今回、ボードゲームの持ち込みをしたのは3人でした。
遊んでみて、思った以上に盛り上がったのが恐怖の古代寺院です。軽めの正体隠匿としてこれから重宝しそうなほどのヒットでした。コンポーネントもカードだけなので持ち運びもしやすいです。
去年から今年にかけて、ボードゲームを遊べる場所がどんどん増えてきているのが個人的にはうれしいところです。では最後に今回主催してくださった方々、一緒に遊んでくださった方々、どうもありがとうございました。ぜひまたよろしくお願いします。