ボードゲーム

[特集] ヴラーダ・フヴァチル(Vlaada Chvátil)

ヴラーダ・フヴァチル

ヴラーダ・フヴァチル(Vlaada Chvátil)は、軽めのパーティーゲームから、時間がかかるゲーマーズゲームまで、さまざまなジャンルを手がける人気ボードゲームデザイナーです。ゲームごとのテイストがあまりにも違うため、同じ作者のゲームだと気づかない人も多いかもしれません。

ギャラクシートラッカー(2007年)

リアルタイムでタイルを集め、自分の宇宙船を組み立てていく2~4人用のゲームです。

ゲームは全3ラウンドで、各ラウンドは宇宙船建造フェイズと宇宙航行フェイズに分かれています。

すべてのパーツタイルを裏向きにして、バラバラに置いておきます。砂時計をひっくり返すと同時に、そのタイルをめくって欲しいものを自分の宇宙船ボードに置いていきます。タイルにコネクターが描かれているため、矛盾が生じるようには置くことができません。

宇宙船が完成したら、今度は宇宙航行です。こちらではアドベンチャーカードをめくり、さまざまなイベントを解決していきます。イベントにより、宇宙船が破壊されたり、乗組員がさらわれたりします。

イベントが終わり、無事に残った宇宙船や乗組員によってお金が入り、もっとも所持金が多いプレイヤーの勝利です。

最強だと思って組んだ宇宙船が、ボロボロに壊れていくのが面白いゲームです。

ダンジョンロード(2009年)

プレイヤーはダンジョンの主として、冒険にやってくる勇者たちを撃退します。

そのためにトンネルを掘ったり、金を採掘したり、モンスターを雇ったり、トラップをしかけたりして、自分のダンジョンを強化します。そうして一定のラウンドが経過すると、勇者パーティーが攻めてきて戦闘になります。

基本的なシステムはワーカープレイスメントです。あとは一斉公開の競りによるバッティングがあります。

ゆうなま(勇者のくせになまいきだ)が好きな人におすすめのボードゲームです。

2011年には、続編にあたるダンジョンペッツが発売しています。こちらではロードに貸し出すペットを世話します。

ピクトマニア(2011年)

ボードにペンで絵を描いていくお絵かき系のゲームです。

一般的なお絵かきゲームとの大きな違いは、全員が同時に絵を描き始める点です。お題はカードとアルファベット・数字の組み合わせによって決まります。そのため、誰が何を描いているのかは分かりません。

予想は早ければ早いほど得点が高いですが、間違ってしまうとペナルティがあります。また、自分が描いた絵を当ててもらえないとそれもマイナスになってしまうため、早く予想しつつ、分かりやすく絵を描かなければなりません。

素早く相手に情報を伝えることと、素早く相手の情報を読み取ることの両方が要求されるゲームです。

pictomania
[ボードゲーム] ピクトマニア 紹介ピクトマニアはお題の絵を描きながら、相手のお題が何なのかを予想する3~6人用のゲームです。他のプレイヤーが何を描いているか分かったら早い...

メイジナイト(2011年)

シナリオをクリアしていくRPGタイプのゲームです。たくさんのコンポーネントとフィギュアが入っています。

プレイヤーはメイジナイトとして、マップを移動したり、モンスターを倒したり、ダンジョンを探索したりします。さまざまなカードを入手することで、自分のデッキが強化されていきます。

日本語版が出ていないため、国内ではそれほど知名度はありませんが、海外ではいくつかの拡張セットと、アルティメットエディションが出ているほど人気があります。

ソロプレイのボードゲームの傑作と挙げる人も多いです。

タシュ=カラール 伝説の闘技場(2013年)

プレイヤーは魔法使いとして闘技場で決闘を行います。1対1で遊ぶのが基本ですが、2対2でタッグ戦を行ったり、バトルロイヤル形式で遊ぶこともできます。

手番ではボード上にユニットチップを配置します。チップがクリーチャーカードに描かれている通りに配置できると、そのクリーチャーが召喚できます。

お互いにチップを置いていくという見た目からアブストラクトっぽくもありますが、カードの引きもあるため、そこそこ運要素はあります。

陣営ごとに異なるデッキ構成になっているため、それぞれ戦い方が違います。さらに召喚条件が厳しい伝説級カードもあり、一発逆転の要素もあります。

基本セットの「タシュ=カラール:伝説の闘技場」と拡張セットの「タシュ=カラール:極北の永久霜」は日本語版が出ています。

コードネーム(2015年)

2016年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、さらに派生作品がたくさん出ているヴラーダ・フヴァチルの代表作です。

赤チームと青チームの2つの陣営に分かれてゲームを行います。各チームの1人がスパイスマスターとなり、残りは協力して、スパイマスターが指示しているカードを当てます。

さまざまな言葉が書かれたカードを5×5の25枚並べます。スパイスマスターは指定された位置のカードを選んでもらえるように1単語でヒントを出します。この際、複数のカードに当てはまるような単語を考えるのがポイントです。

ただし、相手のチームのカードを選んでしまうと相手側の得点になります。また、暗殺者のワードを選んでしまうと即座に負けになってしまうため、よく考えてヒントを出さなければなりません。

コードネームはシリーズがたくさん出ており、ザシンプソンズ、ハリーポッター、ディズニー、マーベルといった版権もののバージョンも出ています。

[ボードゲーム] コードネームを初プレイした感想コードネームは2つのチームに分かれて遊ぶゲームです。発想力、連想力が要求されるゲームで、ルール自体は難しくありませんが、適切なヒントを出...

スルー・ジ・エイジズ:新たなる文明の物語(2015年)

2006年に発売され根強い人気を誇っていたスルー・ジ・エイジズが2015年に新版となって登場します。さらに2016年に、その新版の日本語版が発売されました。

テキストが多いゲームのため、日本語版が待ち望まれていたゲームのため、発表当時はかなり話題になりました。

プレイヤーは太古から現代までのリーダーとして国を導きます。アクションポイント制のゲームで、カードを購入したり、カード効果を解決したりといったアクションを行っていきます。また、他のプレイヤーに対して戦争をしかけることもできます。

細かい処理が多く、BGGでのWeightも現時点で4.40と、かなり複雑です。

現在はアプリが出ていたり、BGAでも遊べるため、そちらでルールを覚えてからの方がスムーズに遊べます。

[ボードゲーム] Through the Ages(スルー・ジ・エイジズ)紹介2016年にNGOから日本語版が発売されるということなので、どんなゲームなのかという紹介です。(恐らく出るのは新版なので、カードやボード...
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ゴクラクテン
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宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。