ボードゲーム

[ボードゲーム] エイジ・オブ・アトランティス 紹介

Age of Atlantis
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「エイジ・オブ・アトランティス(アトランティスの時代)」は1~4人用のワーカープレイスメントです。プレイヤーは貴族の家長となり、自分の力をポセイドンに示します。テックツリーで能力を向上させつつ、神獣を使って外敵を撃退していきます。

エイジ・オブ・アトランティス(The Age of Atlantis)について

ボードゲームのエイジ・オブ・アトランティス

各プレイヤーは派閥ボードと神獣ボードを受け取ります。それぞれ4種類ずつあるため、全16種類の組み合わせがあります。ボードはすべて能力が異なります。

ゲームは終了条件を満たすまでフェイズを繰り返します。

フェイズの流れ

  1. 手番の実行
  2. アトランティスの施し
  3. 士気の確認
  4. 目標の確認
  5. 労働者の休息
  6. 軍事侵攻
  7. ポセイドンの憤怒
  8. 祝福地の変更
  9. 新たなカードの配置
  10. スタートプレイヤーの変更

ワーカーは立方体になっており、面によって意味が変わります。一般市民とアトランティスの2種類があり、一般市民は外壁から外には配置できません。

ワーカーは追加でアクションを実行することで士気が下がります。

最初は3つですが、ゲーム中のアクションによって最大7つまでワーカーが増えます。

ゲームには3種類の資源(食料・木材・オルハリコン)が登場します。ゲームボードのマスも、この3種類に割り振られています。ワーカーを配置してアクションを実行すると、そのマスに対応したアクションができます。

ゲーム中に建物が建っていくことで、できるアクションが増えていきます。

敵がいる場所に来ると戦闘です。戦闘は単純にダメージを与えるだけなので、ダイスを振るなどの判定はありません。

研究を行うことで、テックツリーが進んでいきます。これにより能力が開放されたり、強化されたりしていきます。

また研究の結果、神獣が配備できるようになります。神獣はそれぞれ能力が異なり、移動に優れたもの、資源収集に優れたもの、戦闘に優れたものと個性が分かれています。

フェイズの後半で新たなカードがボード上に配置されます。

これは敵の場合もありますし、新たなアクションスペースである可能性もあります。敵がどんどん進行してきて都市部まで到達すると建物が壊れてしまいます。(ヴァリアントルールによっては水没して使えなくなるマスが出てきます)

実際のゲームの流れ

ワーカーを配置して、アクションを実行が基本的流れです。

アクションによってワーカーを増やしたり、建物を配置したり、資源を回収したりします。研究をすることで、新たにできるアクションが増えたり、アクションが強化されたりしていきます。

ゲームには3つの時代があるのですが、それぞれに達成すべき目標があります。「目標の確認」のフェイズのとき、条件が満たされていれば各プレイヤーのキューブが置かれます。

このキューブが一定数になれば、次の時代に進むという流れです。

目標は初見でもわかりやすいものが多く、ゲームボードに文章で書かれているため、目指すべきものが最初からハッキリしています。

どのくらいポセイドンに認められているかによって得点の倍率が変わってくるため、目標キューブを置きつつ、ポセイドンのゲージを伸ばしていくことが最終的な目標になります。

思いの外、展開が早い

ボドゲのエイジ・オブ・アトランティス

大きなポセイドン像やそれぞれの神獣フィギュア、レイヤー式の個人ボードなどとにかくコンポーネントが豪華なゲームです。

今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで2時間半ほどでした。

ゲームには3つの時代があるのですが、目標が簡単に満たせるので展開は早いです。

とくに時代1と2はそれぞれ2ラウンドもあれば終わってしまいます。初回であっても全6~8ラウンドくらいでゲームが終わりそうです。

その割にやりたいことはたくさんあるため、「あれもしたい、これもしたい。え、もう終わるの?」といった感じになります。

形が違う神獣フィギュアや条件を満たすことで達成できる目標、ポセイドンの恩寵によって終了時の得点が変わるなどなど、かなりサイズを思わせる内容でした。恐らくサイズが好きならば間違いなく楽しめると思います。

サイズとの大きな違いは展開の派手さです。

ゲームが進むにつれ、資源や得点がバンバン入るようになるため、緻密に計画立てて展開させるよりかは、とにかく強いアクションで得点を取りまくる展開になります。

各自に「○○したら(されたら)○点」といった能力がつくと、後半は常に得点が入り続けるような展開になります。この辺りの派手さ・大ざっぱさは好みがわかれそうな点ですね。

敵が侵攻してくると全員にデメリットがあるため、ちょっとした協力要素もあります。

今回わたしは建物を多く建てられる派閥だったため、一度も神獣を出さないままゲームが終わってしまいました。派閥によってやることが変わってくるため、いろいろな派閥を試してみたくなります。

シナリオが付いたキャンペーンモードがあったり、ソロ用のコンポーネントがあったりと、かなり充実した内容になっています。

見た目で気になった人は、ぜひ遊んでみてください。

ふるりん本舗で販売中です。
タイトル The Age of Atlantis
発行年 2022年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 90分
デザイナー Daniel Aronson, Nick Tompkins
BGGリンク The Age of Atlantis | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。