最近ボードゲームを始めた方に今回はプエルトリコを遊んでもらいました。
プエルトリコ
個人ボードに農地や建物を配置して、拡大再生産をしていくゲームです。
ひとりがアクションを選択したら、他全員も同じアクションを行うヴァリアブルフェイズオーダーを採用しています。長きにわたってBGGランキング1位に君臨していたゲームでもあり、未プレイでも名前を知っている人は多いのではないでしょうか。
建築家、開拓者、市長、監督、商人、船長といった役職を選び、商品を生産したり、売却したり、出荷したりしていきます。さまざまな建物を建てることで生産効率があがり、どんどん農場を拡大していくことができます。
今回は他2人が市場を建てて、売却重視で行ったため、わたしは生産量を増やして出荷していくやり方をしてみました。そのため、農地、病院で生産できる個数を増やしていきます。
途中、上手く出荷できずに商品を捨てる目にも遭いましたが、それでもじわじわと出荷して得点を伸ばしていきます。
1人が建物を建てきったことでゲームが終了しました。
終わってみると42対39対35と、唯一初プレイだった方が勝利していました。大量生産していたとうもろこしを造船所で出荷していたので、後半得点が伸びていましたね。
ギズモ
4色のビー玉を獲得して、さまざまな装置を建築し、拡大再生産していくゲームです。
装置を作っていくことで「~をしたら…を獲得する」といった効果が増えていくため、どんどん拡大しやすくなっていきます。装置からビー玉が出てくる様子がアナログらしさがあって目を引きます。
カードはすべてアイコン表示で、複雑な効果がないため、リファレンスがあれば初回からでも遊びやすいです。コストも単色なので、パッと見ただけで分かりやすいです。
今回はファイリングして玉を獲得、建てて玉を獲得でどんどんカードを出していったプレイヤーが16枚カードを出してゲーム終了でした。上手くコンボがつがなると気持ちがいいゲームです。
モンスカート
トランプゲームのスカートを元にして作られた国産ゲームです。
スカートの分かりづらかったところがバッサリと削られており、さらにビッド用のボードもあるため、とても遊びやすく仕上がっています。
3人用のトリックテイキングゲームで、チャレンジャー1人に対し、残り2人がディフェンダーとしてチャレンジ成功を阻止します。
一般的なトリックテイキングと異なり、得点となるカードは公開して置かれるため、どのカードが残っているのか分かりやすいです。
持ち点70点ずつで、全9ラウンドを行います。
誰かの得点がなくなってしまってもゲーム終了です。
ゲームは切り札あり、マストフォローのトリックテイキングです。基本4スートに加えて、スートがもう1つあります。4スートは1~7で、もう1つは8~11となっており、切り札スートの上につながるようになっています。
トランプゲームと違い、数字がつながるようになっているため、どちらが強いか一目瞭然です。(実際のスカートは強い順に♣J、♠J、♡J、♢J、♡A、♡10、♡K、♡Q、♡9、♡8、♡7といった感じです)
前半は積極的にチャレンジャーになっていったのですが、失敗が多かったため、後半はディフェンダーに回っていました。しかし、ほとんどのチャレンジを成功され、結局1人が残り2人の得点を吸い取る形でゲーム終了しました。
久しぶりに遊びましたが、スカートのエッセンスが上手く抽出されたいいゲームですね。