前回初めてボードゲームを遊んだ方が、さらに新しい人を連れてきてくれたので、総勢8名でレジスタンス:アヴァロンをしました。8人中4人が初めてで、うち2名はこういったゲームをすること自体が初めてです。(人狼も知らないとのことでした)
レジスタンス:アヴァロン 1戦目
割合は青5人、赤3人で役職はマーリンと暗殺者のみです。
1戦目の赤側は、自分を含めた3人全員が経験者という、なかなか偏ったチーム分けになりました。
初対面の人が多かったので、まずは自己紹介を行いました。
さすがにこういったゲームが初めてということもあり、まだまだ勝手が分からないようなので、経験者が主導して、議論を進めます。赤側の我々は、あまりでしゃばってしゃべるのもどうかと思い、青側の経験者に主導を任せます。
なかなか上手いこと任務にまぎれ込むことができず、任務成功が続きます。そこで、投票の際、皆とまったく違う動きをしたプレイヤーが1人いたので「もしかしてマーリンか」と目星をつけます。
結局、任務が3回成功し、赤側の暗殺のターンになりました。
先ほどのただひとり、みんなと違う投票をしたプレイヤーが怪しいということで意見が一致します。しかし、暗殺してみると役なしという意外な結果に。
こうして1回目は青側の勝利となりました。
レジスタンス:アヴァロン 2戦目
青の役職にパーシヴァルを加えました。パーシヴァルは赤側の正体を知っているマーリンのことを把握しています。そのため、いかにも自分がマーリンかのように振る舞い、マーリンの暗殺を防がなければなりません。
ちなみにわたしがパーシヴァルで、マーリンは経験者のうちの1人でした。
任務が進む内、何となく怪しい人が2人まで絞り込めました。しかし、もう1人は任務の組み合わせの関係で、疑うには根拠に乏しいです。しかし、そこでマーリンが「○○が怪しい」とピンポイントで狙いをつけます。(うわ、今のはちょっと露骨すぎないか……)とパーシヴァルのわたしは不安を覚えました。
その発言を受け、完全に赤3人を見破り、任務も成功しました。
しかし、先ほどの発言で目立ったマーリンが暗殺され、赤側の勝利となりました。
レジスタンス:アヴァロン 3戦目
役職は2戦目と同じです。わたしはマーリンでした。
赤側は経験者、経験者、初心者という組み合わせです。経験者のうち1人は基本的にゲームのペースを支配してしまうので、どこかのタイミングで抑える必要があります。もちろん露骨に行うと暗殺の可能性があるので、ゲーム内の言動から何とか手がかりをつかまなくてはなりません。
我々がレジスタンス:アヴァロンを遊ぶ場合、任務に向かうメンバーに自分を含めることがほとんどです。「自分は青である」というのが前提にありますし、誰が敵か分からない状態ならば、自分を選ぶのが無難です。
このときも、いつもと同様にゲームが展開したのですが、赤2人が任務のメンバーに選ばれたときに「自分も選ぶ?」と経験者が発言しました。そのときのリーダーは初心者の赤の方でした。
この発言でイケるはず。
わたしは確信しました。
任務は成功と失敗を繰り返し、最後の第5ラウンドを迎えます。
ゲームが進み、赤3人の内、2人はほぼ確定で、もう1人が決まらない状態でした。疑われているのがマーリンのわたしと経験者の赤の2人です。わたしは最後の切り札として、先ほどの言動について話します。
「さっき、○○が△△に対して、『自分も選ぶの?』といったよね。これおかしいと思わない? だって今までみんな自分を選んできたよね。じゃ何でこんなこと言ったと思う?」
みんなが話を理解できているかどうか様子を窺います。
「もしリーダーの彼が赤で、自分も赤だったら、任務に赤2人が入ることになるよね。そうしたら、任務失敗が2人出るかもしれない。すると正体がかなり絞られてしまう。彼はそれを恐れて、任務に赤1人入るようにしたかったんだ。だからリーダーの彼を抜こうという流れにしたんだよ」
即座に反論が来なかった上、それに大多数が納得したようでした。
というわけで、見事赤3人を任務から外し、任務が成功しました。
最後の暗殺も何とか逃れ、青側の勝利です。
レジスタンス:アヴァロンを遊んでみて
3連戦したので、だいたいの流れはつかめていたようでした。ただ、我々はそれこそ何十回とやっているので、まだまだ対等に議論という訳にはいきませんね。こちらで話を展開させつつ、適宜質問していくという流れになっていました。
「面白いね、これ」という声があったので、また参加してもらえればうれしいですね。