王への請願はできるだけ多くのゾロ目を揃えることを目的とした、2~5人用のダイスゲームです。さまざまな効果をもつカードを獲得していき、誰よりも多くのゾロ目を出すことを目指します。
王への請願について
手番では、まずダイスを振ります。ダイスを振ったならば、その中から最低1つを確保して、残ったダイスを再び振ります。これをすべてのダイスが確保されるまで繰り返します。
ダイスの確保が終わったならば場にあるカードの中から、条件を満たしているカードを取得します。
取得したカードは任意のタイミングで使うことができ、ダイスの目を増減したり、特定の目に変えたりすることができます。プレイ人数によって場に並べられる枚数が決まっているので、人気があるカードはすぐになくなってしまいます。
これを繰り返し、誰かが7つのゾロ目を出し、国王のカードを取得したらゲームの終了を宣言できます。(任意なので、そのままゲームを続けることもできます)そのラウンドを最後まで行い、最終ラウンドに移ります。そこで、もっとも多くのゾロ目を出した人がゲームに勝利します。ゾロ目の数が同数の場合は、より目の大きいプレイヤーの勝ちです。
どんどんできることが増えていくダイスゲーム
まだ、それほどボードゲームについて詳しくないときに、カードの見た目のきれいさで購入したゲームです。基本的にはダイスを振るだけのゲームなのですが、どのタイミングでどのカードを使うかが重要なので運だけでは終わりません。単純に振れるダイスの数が増えていくのも楽しいです。
最終的には10個以上のダイスがゾロ目になるので、なかなか壮観です。
最大で12個のダイスを振ることになるので、何かしらトレイのようなものがあった方がいいです。自分の場合は透明のケースにフェルトを敷き、それをケースとしても使っています。
なかなか手に入りづらいゲームだったのですが、日本語版が発売されたので、かなり入手しやすくなりました。ただデザインが大幅に異なるので、その辺りは好みが分かれるでしょう。ドイツ語版はカード自体の厚みもあり高級感があります。
そこまでルールが難しくなく、出目によって大きく盛り上がる、おすすめのダイスゲームです。
タイトル | To Court the King |
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発行年 | 2006年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 45分 |
デザイナー | Thomas Lehmann |
BGGリンク | Um Krone und Kragen | BGG |